ヴェローナ に行った一番の目的がこの夏の古代遺跡での野外オペラ
『アレーナ・ディ・ヴェローナ・オペラ祭』雨天中止なので晴れて良かった
アレーナ(円形闘技場)は戦闘士の戦いを見るため
約2000年前に建てられ維持されてきて1913年以降オペラの為に使用されてます
最初入場の時に手渡されたロウソクに火を灯しとっても綺麗暑くも寒くもなくイイ気候
30分遅れの夜9時から始まり夜中1時に終わりました遅くてビックリでしょ~
野外オペラ『Aida(アイーダ)』これがセット・衣装も豪華で特に有名
ミラノのスカラ座のオペラは正装しなければいけませんがここは夏&野外なので
普段着のお客さんも多く値段の高い地上席は正装された方が多かったです
舞台真下に40人ほどオーケストラが入って演劇に合せて生演奏凄い~
私達は一番安い1人€75の指定席でしたが通路側にして正解
写真は撮りやすく見やすかったです中の方だと、休憩の時出入りが大変そうでした
イタリア人でもこのオペラ行った事ある人は多くなくみんな高いイメージらしい
確かに何万もする席もあるケド私も日本の歌舞伎は高いイメージ
言葉もよく分からないと思い行った事がないそれと同じ感じかな
石段一番上の両端にイタリア語と英語の字幕も出るので、内容が分かり有り難いです
イタリア人もオペラのイタリア語は何て言ってるか分からなくて難しいんだって
天井がなく野外だと声が散るし、聞こえるのかなと心配したケド
音楽も声もキレイにはっきり聞こえました
何時間もあんな伸びやかな通る声を出せるって凄すぎる素晴らしかったです
ぜひ、あらすじを調べてから行くと楽しめます簡単に一応書いておきます
エジプトの王女アムネリスが愛する将校ラダメスは奴隷のアイーダと愛し合っていて
エジプト王は、エチオピアを迎え撃つ指揮官にラダメスを任命する
実は、身分を偽っているエチオピアの王女アイーダは父と恋人の間に立ち苦しむ
戦いは、エジプトの勝利に終わり
敗れたエチオピア王は、娘アイーダを使って復讐することを思いつく
アイーダは、恋人と祖国の板挟みになり
苦しんだ挙げ句父の言いつけで、ラダメスからエジプト軍の動向を聞き出す
ところがその現場を目撃したアムネリスはラダメスを捕らえ
アムネリスは、捕らえたラダメスに自分と結婚するならば命を助けると掛け合うが、ラダメスは受け入れない
その結果、ラダメスは地下の石牢に生き埋めにされることになる
その地下牢には、逃げたはずのアイーダが先回りして待っていた
アムネリスは、神殿でラダメスの冥福を静かに祈るという究極の愛&悲劇のストーリー
4時間もあって長いのですが途中に30分毎に小休憩、1時間毎に15~20分の休憩があり
舞台のセットが作り替えられます
休憩がたくさんあって、トイレにも行けるし飲み物やアイスも売りに来てくれます
ブランケットや扇子CDも売られてました
(食べかけでスミマセン)
ずっと座りっぱなしはしんどいので休憩中はみんなこうやって立ってました
最後に指揮者の方も舞台へ指揮者ってめっちゃカッコイイ~って思いました
夜中の1時に終わった為眠かったですが(途中一瞬だけ寝てしまった)
野外オペラ楽しめましたこういう経験は日本に居たらケチって絶対出来てなかったので来れて良かったですいい経験になりました
アリーナ前の大きなセットは他の日に使われるオペラの物だと思います
これはどんなお話だろ気になる
イタリアでしか出来ない事
ヨーロッパでしか経験出来ない事も色々出来たらいいな~って思えた夜でした来れた事に感謝
やっと旅行1日目がこれで終了です2日目・・・ジェノバへ・・・つづく