こんにちは。
親も子もOKな関係を応援する、親業インストラクターの甲斐恵美です。
こども園での虐待が報道されていました。
このニュースを聞いて、絶対にあってはならないこと!と理解しつつ
心がざわざわしています。
あ~あの時の感じと同じだからだ。
訳も分からずイライラして子どもを怒鳴ってしまっていたあの頃。
子どもの虐待のニュースがテレビで流れると、
「紙一重だな・・・」
そう思った、あの時の心のざわつきと同じだなって気がつきました。
今振り返れば、あの頃の私は産後うつだったのかも知れませんが、
自分ではどうすることもできず、
子どもを怒鳴りつけては、自分を責めてばかりいました。
子どもを大切に思うなら、まず親が自分を大切に、ってよく聞きますよね?!
でも、日々自分を犠牲にするように子育てしている親にとっては、
大切にしろって言われても、出来ない!
どうしたらいいの?
って、かえって苦しくなるかも知れませんね。
そんなあなたは、自分のサインに気づいてあげることから始めてみませんか?
いつもの自分と違う感じに気づいてあげること。
なんだかイライラする。
なんだか元気がでない。
何にもやる気が出ない。
楽しくない。
あんまり食べる気がしない。
頭が痛い、肩こりがきつい
子どもがかわいく思えない・・・
などなど
いかがですか?
サインは、心が元気をなくしてるよ~っていう、自分からのお知らせです。
早く気づいてあげられると、早く自分を元気にしてあげられるからラッキー。
自分が疲れている時、何か嫌なことがあった時、緊張した時、自分からのサインが出てるはず。
サインに気づいたら、何のサインか自分に聞いてみる。
「なんでイライラしてるの?」
「どーしたの?」
疲れてるんだね?!
なんだか寂しいね?!
お腹がすいてるんだね?!
自分に聞いて理解できると、
それだけでも、元気が出るから不思議です。
そして、自分はこういう時に、こういうサインが出るって知っていると、
後は自分を元気にすることを考えればいい!
疲れて夕飯をつくる気になれないときは、先にお風呂に入っちゃいます。
ゆっくりお湯につかっていると、疲れや、悲しい気持ち、悔しい気持ち、色々なものお湯の中に流れていくみたいに、元気になれるから不思議でした。
自分のサインに気づいて、自分を元気にしてあげることは、
自分を大切にすることになります。
そうすると、子どもたちにもイライラをぶつけなくて済むから、助かりました。
「子どもを大切に思うなら、親がまず自分を大切にすること」
私の場合、子どものためにって学んだ、コミュニケーショントレーニング(親業)を通して、
まさか親の自分のことを理解して大切にできるようになるなんて想定外でした。
そして、それが子どもを大切にすることにも繋がったことが何よりの収穫でした。
子どもとの関係づくりで困った時は、コミュニケーションの専門家に頼るのが一番!
自分のサインに気づいても、どうしようもないときは、専門家であるお医者さんを頼ることが一番ですよ~