こんにちは。
親業訓練インストラクターの甲斐恵美です。
新しい生活が始まった子どもから、
「クラスの子がいじわるする・・・」
なんて打ち明けられたらどうしますか?
相談するって勇気がいること
誰かに自分の辛いことを相談するって、みなさんは出来ますか?
誰にでもできるものではないですよね?!
子どもだって同じです。
安心できる相手じゃなければ話しません。
親に自分の気持ちを打ち明けるってことは、この人になら話して大丈夫って信頼してくれているからですね。
そして、親にこそ自分の気持ちをわかってほしいと思っているからなんです。
そう、相談するというより
「自分の気持ちを分かってほしい」
「モヤモヤするから聞いてほしい」
だけど、そんな時って自分の気持ちを言葉にするのは難しいですね。
だから言葉にはできなくても、子どもは 「困っている」 「嫌なことがあった」など、マイナスの気持ちを態度や表情、全身で表現しています。
「あれ?!なんかいつもと違うな。」
「何かあったのかな?」
って感じることってありますよね。
それは子どもからの 「気持ちをわかってほしい」 「話を聞いてほしい」 というサインをキャッチしたってことです。
サインをキャッチした時、ぽろっと気持ちを話してくれた時は、子どもの気持ちを理解するために、そして親子の信頼関係を築くためにとっても大事な時なんです。
だからこそ、子どもの信頼を裏切らず、せっかくの勇気を無駄にしないためにも、親はしっかり話を聞いて、子どもの気持ちを理解してあげられるように準備をしておきたいですね。