電車内での犯罪を防ぐには次のようなことに気をつけてください。 

電車の車両内に立つ場合は、車両中央に立ってください。スリも痴漢も、すぐに逃げられるという理由で、出入り口付近を好んで犯行に及ぶからです。車両中央では、人の波で、万が一、発見された際に、すぐに逃げ出せません。ですから、出来るだけ、車両中央に立つことです。椅子に座る際も、端ではなく、中央に座る。端は、新聞紙を広げて目隠ししながら、胸を触られたり、財布を掏られたりします。被害に遭いやすい場合は、出来るだけ毎日同じ時間、同じ電車、同じ車両に乗らず、何かしら行動に変化を付け、パターン化しないこと。触られている際に、余裕があれば、相手の顔を振り返るなどして睨みつければ、それだけで、収まる事も多いのです。更に女性の場合、痴漢被害に遭わないためには、出来るだけ女性の間に立つこと。せっかくある女性専用車両を出来るだけ利用するようにしてください。後ろに立つ人が気になる場合は、ハンドバックをお尻の所に当てて立つと、触れられずにすみます。あと、口の開いたショルダーバックをお持ちの場合、スリ対策として、胸の前で抱えて持つか、肩に掛ける場合は、ハンカチをバックの口を塞ぐように荷物の上に広げておいてください。中が見えなくなるだけで、すられにくくなります。それでも痴漢の被害に遭ったら、可能であれば、「この人痴漢です!」と、触る手を持ったまま声を出し、周りに助けを求めましょう。怖くて声が出ない場合は、携帯やスマホのメールを打ち込む画面に「助けて下さい!後ろの人痴漢です!」のような文章を打ち込み、周りを見せ、助けを求めて下さい。近くに駅員さんがいるようであれば、駅員さんに助けを求め、鉄道警察に通報してもらいましょう。また、スリの被害に遭った場合も、すぐに、駅員さんに伝えて、鉄道警察に通報して来てもらってください。駅によっては、鉄道警察の詰め所がありますので、すぐに駆けつけ対処してくれます。まずは、勇気を出して、周りに助けを求めること。これが一番です。 

 

 

 

 

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