昨日買い物に行った
Aldiというスーパーに、

2週間に1度くらいの割合で行っている

ウオーリー由起です。


このAldiには、
ワインやチョコレート、
サラミやチーズと
ヨーロッパの食材が揃っています。


クリスマスを前に
かならず見かける

ドイツ産シュトーレン
ダウンダウンダウンダウンダウン






小学校高学年の頃、

パン教室を開くT叔母さんとの出会いがあり、


真っ白な何かに包まれた

叔母さんの作ったシュトーレン

を頂いてちょっと

戸惑ったのを

覚えています。


当時、そんな “パン”

を見るのは

初めてだったからだと思います。


干しブドウやナッツ、ちょっと硬めで

ほんわり香るラム酒が特徴的。。。

薄ーくスライスして、美味しく頂いたのを

覚えています。。


T叔母さんは横浜生まれの横浜育ち。

当時の私からすると、

標準語おねがいおねがいを話す、ハイカラな

おばさん!!


定年を迎えたおじさんが

地元に帰ってくるのをきっかけに

T叔母さんも田舎に引っ越して

きました。


馴染みにくい方言、

住み慣れない田舎、

にも関わらず、

笑顔の絶えない

叔母さんだったのを

覚えています。



国際結婚、出産を重ねた

私と家族が里帰りした際は、

お家へ招いてご馳走してくれ、


会うたびにお土産や

お餞別と私達の事を

いつも気にかけてくれた

叔母さんでした。


家族のいない異国地で懸命に生きる

私の姿が、叔母さんの経験とも

重なったのかもしれません。



T叔母さん、

私の家族、親戚の間では唯一の

クリスチャンでもありました。


アメリカで救われて、

クリスチャンになった私にとって、

叔母さんのクリスチャン観念、

参考にさせてもらったことも多々ありました。



最後に食べた叔母さんのシュトーレンは

いつだったか定かではありませんが、

叔母さんのシュトーレンの味を

今でもはっきり覚えてる私の味覚には、

ドイツ製のこのシュトーレンは

“なんか違う味”でした。



T叔母さん、

おじさんが他界してから

横浜の老人ホームに移り、

一人暮らしをされていましたが、

数年前に

老衰で眠るように亡くなりました。


天国で、イエス様と再会されて、

この時期、シュトーレンを作る

パン教室を開かれているかもしれない!


そう思いながら

叔母さんとの思い出にあらためて

感謝の気持ちでいっぱいになりました。