ご訪問ありがとうございます。2019年、第三子の長女が生まれる時の妊娠記録です。現在イヤイヤ期真っ盛りの2歳のお嬢になりました。
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妊娠検査薬を試すより先にやってきたキョーレツな悪阻で、3ヶ月の入院、絶飲食、ポート留置高濃度栄養となり、20週中期スクリーニングで、赤ちゃんの無事を確認してから退院しました。
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退院した後自宅安静のはずが、結局子供たちの送り迎えをする人材がおらず、自転車の前と後ろに子供たちを乗せて三人乗り(お腹の中の人を入れると四人乗り!!)状態でのお迎えが1ヶ月続いていました。
前回のお話の続きになります。
季節は7月になろうかという頃、赤ちゃんも7ヶ月になり、順調に大きくなっておりました。しかし私の栄養状態がなかなか追いつかなくて、常に貧血で鉄剤で補給していました。
そんなある日、ふーふー言いながら坂道で自転車を漕いでいると、急にふぅぅっと視界が黒くなっていきました。
直感的に、あ、これヤバいやつ!!
と思い自転車から降りようとしたところまでは記憶があるのですが、次の瞬間にはこうなっていました。
あっ、ペダル描き忘れた笑
貧血発作での失神です。
子供たちが道に叩きつけられないように庇おうとして、咄嗟に自分の体を自転車と道の間に挟みクッションにしていました。気を失っていたのは、ほんの一瞬だと思うのですが、すぐに動けず、後ろに乗っていたきぃまるにはベルトを外して降りるように指示しました。ちゅけぷんにもケガはありませんでした。(二人ともメット被せておいてよかった...)横倒しの体制ですが、こちらはベルトを外すとどっかに行ってしまう可能性があるので、外せませんでした。
通過ポイントとして使っていた道が元々人通りも多くないところだったのもありますが、高級住宅地のため、年配の人が多く、子育て世代があまりいないようで、道ゆくご老人たちは助けて下さらず、素通り....。
今の衝撃で赤ちゃんに何かあったらどうしよう、と思いつつ、血液不足でものすごい早鐘を打つ心臓が治るのを待つしかなく、じっとうずくまりながら、俺、会社あるから、送りはいけるけど迎えは無理!、と言ってしまえる夫や、面倒なことには関わらない、という目線のご老体たちを心の中で激しく恨む気持ちが湧き上がってきました。
わかってます、逆恨みです。
逆恨み根性で血圧が上がったおかげかどうかわかりませんが、しばらくするとなんとか立て直すことができ帰宅しました。
帰宅しても、とてもご飯を作る気力が残っておらず、子供たちには非常食ストックのアンパンマンカレーを召し上がっていただき、帰宅した夫に猛烈に怒りをぶつけました。
「そんなん言われても無理なもんは無理やで。」
「あっそ!!重症妊娠悪阻で入院した時も私が無理に無理を重ねたからあそこまで行ったんやんね?またあの地獄見る?それとも限界突破して、娘と一緒に死んだろか!?今日なんか打ちどころ悪かったら四人全員あの世行きやったで??そこまで行かんとあんた、わからんかぁぁぁ!!!」
ハイ、大変口汚くて申し訳ございません。
もう怒りが爆発してしまったんですよ。日常生活をこんな危険な状態で送らざるを得ないことが怖くてしょうがなかった。
夫に助けてもらえないことに対して怒りが湧いておりました。
こんな事件があっても赤ちゃんは無事で翌日の検診でも太鼓判を押してもらえました。
私は鉄剤の量が増えました...。
強いな第三子!!
続く
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