どうもーかいマムです。
アナログ手描きとペンタブどっちが効率良かろうか?と、昔使っていた液タブを引っ張り出して、一昨日、昨日と、カラーイラストお絵描きしてみました。ど、どうですかね?
皆さんデジタルの方がお好き?効率はどっこいどっこいでした。デジタルはやり直しができるとこが効率よく、手描きは子供の相手や打ち合わせの合間を縫ってできるので、そういう意味で効率よし。当分まぜまぜで行ってみたいと思いま〜す。
さて、帝王切開術自体は1時間半ほどで終わりました。
術後の急激な変化がないか観察するエリアでベッドごと30分ほど過ごして、元の部屋にベッドごと戻りました。私はまだ部分麻酔が聞いていて、切開の跡はこの時は、ぜーんぜん痛くなく、ホワホワといい気持ちでした。部屋に戻るとほぼ同時に長男入場です。
え、はっや
(当時この病院かなり厳格に母子同室でした)
手術当日は帝王切開前夜からいた元のお部屋で1泊術後観察期間で、翌日からは経産婦部屋に移動予定でした。どちらも大部屋なのですが、術前部屋は4人部屋でお一人は私の次の日に予定帝王切開の方。
もうお一人はその日の外来検診で子宮頸管無力症を診断され、そのまま即入院になった方。初めての妊娠でまだ中期でお腹もあまり出てない状態で、働いていらっしゃるらしく、電話で「すみません、緊急入院になってしまいました。引き継ぎとか、私もどうしていいかわかりません。」とお話ししてるのが聞こえてしまいました。
子宮頸管無力症は早産になってしまう可能性が高く、重度になると、トイレ以外ベッドから出てはいけない...になりとても大変なのですが、このかたは本当に今日言われたばかりでまだ、状況がわからないらしく、ひたすら、え?どうしよう?何が起きているの?と戸惑っていらっしゃる様子でした。
そしてもうお一人は切迫早産でずっとウテメリン(張り止め)を点滴されながら長く入院されてそうな方でした。この部屋で赤ちゃんと一緒に過ごすのは他の患者さんに対して精神的にストレスじゃないだろうか?と心配になりました。
でも部屋に戻ったらほぼ同時にサッと連れて来られちゃったんですよね。
声をひそめながら、夫と初めての赤ちゃんとの触れ合いをしていると、長く入院されてる方から、「あの...」とカーテンの隙間から声をかけられました。(私は着替え中以外はカーテンを15cmほど開けとく派です)
「はい、あ、すみません、うるさかったですか?」
「いえいえいえ、あの、ご出産、おめでとうございます!」
ものすごい素敵な笑顔と共に、お祝いを述べてくださって、一瞬なんのことかと理解できなくて間が空きましたが、その次の瞬間にブワァぁぁぁぁあとなんか幸せなホルモンが出てきました。
出産して初めて、おめでとうって言われたんです。多分経産婦さんなんだろうな、と思います。ご自分も不安な気持ちと共に、妊娠を継続しているのに、こんな笑顔で、こんな言葉かけができるのって素晴らしい、と思いました。
母親になって7年経ちましたが、子供って一人で育ててるんじゃないんだよなぁ、と常々思います。特にお母さん同士の支え合いに私は本当に助けられてきました。出産して2時間くらいの、「おめでとう」の一言が、お母さんたちの世界へようこそ、の暖かいエール第一号でした。
🌀かいマムのかいまわり10月号🌀