こんにちは、かいマムです。
帝王切開予定日の1週間前に強い張りがあり、ひょっとしたら産気づくかも、と心配されていました。
出産話し前回のお話はこちら
強い前駆陣痛はありつつも1週間なんとか持ち、予定通り入院しました。2014年時はコロナなどなかったので、午後に入院手続きをしたあと、夫も面会時間のギリギリ20時まで付き添ってくれました。
術前準備で、下のお毛々を剃るんですけどね、ここでも国立大アルアル、備品をケチっている。電動剃刀の刃錆びとるよ〜それはさすがにあかんと思うわ〜
ものすっごい噛んで痛かったので、錆びた刃でカットすると感染症とか危ないですよね??と一言言わせてもらいました。だってワタクシそこ切開するんやで??看護師さん、慌てて、替えの刃を取りに行ってくれましたけど、やっぱり錆びた刃はあかんと思うわ。衛生的に!
準備を整えて、あとはのんびり過ごしながら覚悟を決めるだけです。
赤ちゃんの安全のために母親として最初にできることが体を切られることなら、受け止めよう、大体はそういう覚悟が決まっていましたが、やっぱりね〜いや〜という気持ちがあることは否めません。覚悟を決めたぞ、が8割で、いや〜が2割かな??という気分でいるところに担当医が来ます。
「やあやあマムさんどうも〜元気〜?あ、僕ね、明日出張でいないの。んで、この先生が代わりに切るから!じゃね!」
ええええええ、誰ぇ?
出張とかだいぶ前にわかってたでしょうが。なんで今言うねん。しかもなんやねんそのゴルフ行きそうな軽いノリはほんまに出張なん???(←失礼)初めまして、明日切りますって、仰った先生は、担当医とは対照的にものすごい無口で暗いタイプの先生でした。
8:2で揺れる心を平静に保とうとしていたワタクシの心、一気にパニックです。誰?あなた誰なん?
明日わたしこの人に切られるん?
え?前日?いや、まあ、当日手術室に入ってからじゃなくて、むしろよかったのか....?
いや、よくないわ!せめて先週言うてくれよ!(モノローグ大忙し
)
せっかくメンタルコントロールしてたのに、なんかこのタイミングでそれ?という告知にぐちゃぐちゃになり、面会終了時間の20時まで夫に八つ当たりしてました...。
後々2人も帝王切開するので、後から知るんですが、産科の現場では、急変して緊急帝王切開ということが多々あり、特に大学病院では難しいケース、一刻を争うケースが多いので、担当というよりはその時にできる人が切る、というのがよくあるみたい。
けど、Lv.1の初マタ、マム、そんなん知らんので、急なことじゃあるまいし、学会出張とかだいぶ前に決まってることを、なんで、前もっていわへんの??と、お腹立ちだったんです。んで、今思っても患者の不安を減らすという意味で、やっぱり言えることは言っておいた方が良かったんちゃう?と思います。
お医者さんからしたら毎日やってる手術かもしれないけど、今時なるべく体に負担がかからないように腹腔鏡手術がメインの時代にバサーっと腹を切るわけですから、切られる側としては心にも身体にも負担です。前もって言えることは言っておくべきじゃないのかな〜(二度言いますが)
そんなわけで、いよいよ長男が生まれます!
🌀かいマムのかいまわり10月号🌀