12w頃だったでしょうか。
胎児は3cmくらいにもかかわらず、ほぼ全ての臓器の元が完成していて、なんとなく人の形をしてるんですね〜。そのころの検診で、前置胎盤を言い渡されます。
「初期の前置胎盤は上がることが多いので、今は気にしなくていいです。それより産院決めたの〜?ほんと産むとこなくなるよ」
悪阻はひどいわ、先生の圧すごいわ、で、前置胎盤について詳しく聞くことができませんでした。
ひどい悪阻に苦しめられて、この苦しみから逃れたい、と、初めて妊娠のあれこれについて検索しました。その時初めて世の中にこんなにたくさん生の声がブログという形でアップされているんだと知り、感動しました。
はて、前置胎盤とはなんぞや?
本にも詳しく載っていません。
また検索です。
とても簡単にいうと、胎盤が子宮の中の前側、低い位置に形成されてしまい、危険なお産になること。確かに初期の前位置胎盤は胎児の成長に伴い、妊娠週数が経つごとに上に押し上げられるケースが多いこと。直、大量出血をすることが多く、出血し始めたら30分以内に処置が開始できないと母子共に死に至ることがあること、などがわかりました。
気にしなくていいと言われましたが、気になりまくるワードだらけです
日本産科婦人科学会の解説ページがわかりやすかったのでリンクをはりますが、もし、今妊娠されていて、前置胎盤を心配されている方は、「どんな人がなりやすいの?」の項目にご自分が当てはまっても、そのことで自分を責めないでください。
私も3回の妊娠、出産で、いろんなことがあり、たくさんのことを調べ、その度に、過去の私の生活が悪かったんだ、と落ち込みました。
赤ちゃんを産むためだけに女性の人生があるわけではないのです。
赤ちゃんを産もうと決めたら、赤ちゃんのために身体や環境を整えることは大切です。
けれど、人生を長い目でみたら、時にはお酒を飲んで、人と話したり、夜更かししていい映画を見たり、データ上健康に悪くても、心の栄養になって人生を豊かにしてくれる行為だってあります。
その時は妊娠するつもりがなくて、一見不健康に見える行為だったとしても、それらが後になって、親として子供を育てていくときに大切な経験になることもあると思うのです。
完全無比の妊婦になるためには、それこそ幼少期から添加物を一切摂らず、ブルーライトを浴びず、規則正しく寝起きし、痩せすぎず、なんの病気にもならず、予防接種も薬も身体に入れず...おそらく現代の一般人で全てクリアしてる人なんていません。そういうレベルでの発生リスクの可能性を上げるもの、が列記されているに過ぎないのです。
前置き長くなっちゃったリンクです