(・w・) お金の流れは回っていくものなので、誰かがお金を使うと、その
使ったお金は新しい誰かの収入になります。そうしてぐるぐると循環する
ものなのですが・・・。
(=w=) 景気が悪くなると先行きの不透明さから、お金を使わずに貯めて
将来に備えようとします。もしくは今ある借金の返済に専念しようとしますね?
そうすると、使われる筈だったお金が使われず、誰かの収入になりません。
(・w・) 危機の悪い時期に支出を減らす、貯金を増やす、借金を減らすは
個人の行動としても、企業の行動としても合理的な物です。
さて、それを【みんながみんなやったらどうなるか?】
(・w・) アメリカの経済指標から見るとGDPの減少は【個人消費】の低迷
つまり、個人がお金を使うのを抑えてる。【民間設備投資の減少】、新しく
企業が投資して工場やら、設備を新しくするのを控えてると。
(=w=) 本来なら、景気の動向に敏感な民間が不景気な時期にこうした
消費を抑え、なるべくお金を使わないようにするって自然な行動をするのを
公的な、つまり政府の支出を増やしてやることでバランスし、景気が底割れ
することを・・・世間に出回るお金が過度に減ることを抑える必要があるので
すが・・・・。
(・w・) 今やってることは真逆の動きなわけです。
政府債務の・・・国債の残高が多過ぎるからといって、政府までもが支出を
減らしてると。結果、景気はいつまでたっても良くならない。
(・д・) もう1つ、仮に国内の景気が悪くても海外の景気が良ければ、輸出で
ある程度、景気を下支えすることも可能だったでしょう。
現にオバマ政権の景気対策として輸出倍増が掲げられてはいましたから。
(・w・) でも、世界的に見ても今、景気が悪いのです。少なくても世界一位の
経済規模を誇ってるアメリカの景気を下支えするに足る地域はありません。
むしろ、リーマンショック前の世界的な好景気はアメリカの需要増に支えられ
ていた側面もありますし。
(=w=;) 結果、手をこまねいているならアメリカの景気が悪いのも、
世界のそして日本の景気が悪いのも長期にわたって続いてしまいます。
解決方法は割と簡単で、政府が民間が回復するまでお金を使い続けること。
政府の支出拡大が終わった時に、景気が下振れしないように民間に役立つ
物流コストの下がるような港湾や道路交通網整備、鉄道などの効率化、
この辺りに集中すればいいのではないかと。(あちこち老朽化進んでますし)
(・w・) え?財政破綻するじゃないかって?
現状を放置しておいて経済が成長しなければいつまでたっても収支なんて
健全化しないのですよ。増税って言っても経済が縮小してしまえば、税収
なんて増加見込めないのは欧州の事例で明らかですし。
(=w=;) 第一、日本にしてもアメリカにしても国債の金利は低下してる
訳ですし、それはスペインとかギリシャみたいに金利が上昇して首が
しまった後に考えればいい話です。
(・w・) の場合でも、日銀法を改正して金利が急上昇しないように買い
取らせて需給を調整すればいいだけ。インフレ率は調整しながら。
(・д・) だいたい、この手の世界的な不況とその対策なんて戦前に1回は
大恐慌で経験済みで、その対策も何が必要なのかも分かってる話では
あります。技術的な問題では難しいことではないのです。
(#・д・) そう。問題は方法がないのではなく、財政支出を増やして需要を
下支えしつつ、金融緩和を行い、お金の世間での循環を正常化するって
両輪を政治的に選べない、有権者の理解を得て政策に実施するための
合意を得ることが出来ないって部分にあります。
(・w・;) 何でもかんでも個人の財布で例えるマスコミもそうですし、
政府支出を増やすことを常時反対してる経済学者やら、有識者やら政治家の
中でも仕分け大好きな方々もいますし・・・・。
(=w=;) そうした今までの沈滞や正しい手法を選ぶことを妨害してきた
人々の話は間違っており、正しい選択肢があることを、それを選べるだけの
合意をえることはとても難易度が高いです。
(・w・) まぁ、アメリカでは下記の本みたいにまず世論に訴えかける方法が
始まっていますし、興味がある方は読んでみたらいいと思うのです。
方法は簡単だけど、それを選んで政治的に行えるかどうかは別って話が
こちらでも出てますし。
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景気を良くする方法があったとしても、反対側の声ばかり大きいためなかなか
その方法が選べないってジレンマは、正しい方法が何かを共有する人数を
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