ちょっと面白い本を読みました。
国マニア。

(吉田一郎 著、ちくま文庫、2010年)
世界地図を眺めていると、
国境線とはちょっと違う線で囲まれているところ、
国境がはっきりしていないところ、
国名とは微妙に字のフォントやサイズが違う(控えめな)ところ、
国の中なのに「**自治共和国」とか書いてあるところ、
などに気付くことがあります。
そんなところや、かつてあったそんなところ、
そもそも地図に載っていないところ(ところと言うのか?)、
について書いてある本です。
「国」が国であるための要件ってなんでしょう?
憲法があること?
通貨を発行していること?
パスポートを発行していること?
隣接する国々から国と認められていること?
国連に加盟していること?
この本の「はじめに」に
東アジアの国数は?
というクイズがあります。
日本政府の公式見解では
日本・韓国・モンゴル・中国
の4カ国だそうです。
これ、国や組織によって見解がかなり違うらしく、
韓国政府は日本と同じ4カ国ですが、
中国政府は5カ国、
台湾政府はなんと中華民国1カ国なのだそうです。
政府は国交の無い国は認めませんから、仕方ありませんよね。
国際組織はどうかというと、国連加盟国は5カ国、
APEC加盟は5、WTO加盟は7、ワールドカップに出場は8…
じゃぁ、自ら独立国と主張する政府は?7つ。
政治的な考え方は横に置いておくとして、
私がニュースとか海外旅行とか現実として感じるのは、
日本・韓国・モンゴル・中国・台湾・北朝鮮
の6つです。
いやぁ、難しいですね。そして面白い。
国マニア。

(吉田一郎 著、ちくま文庫、2010年)
世界地図を眺めていると、
国境線とはちょっと違う線で囲まれているところ、
国境がはっきりしていないところ、
国名とは微妙に字のフォントやサイズが違う(控えめな)ところ、
国の中なのに「**自治共和国」とか書いてあるところ、
などに気付くことがあります。
そんなところや、かつてあったそんなところ、
そもそも地図に載っていないところ(ところと言うのか?)、
について書いてある本です。
「国」が国であるための要件ってなんでしょう?
憲法があること?
通貨を発行していること?
パスポートを発行していること?
隣接する国々から国と認められていること?
国連に加盟していること?
この本の「はじめに」に
東アジアの国数は?
というクイズがあります。
日本政府の公式見解では
日本・韓国・モンゴル・中国
の4カ国だそうです。
これ、国や組織によって見解がかなり違うらしく、
韓国政府は日本と同じ4カ国ですが、
中国政府は5カ国、
台湾政府はなんと中華民国1カ国なのだそうです。
政府は国交の無い国は認めませんから、仕方ありませんよね。
国際組織はどうかというと、国連加盟国は5カ国、
APEC加盟は5、WTO加盟は7、ワールドカップに出場は8…
じゃぁ、自ら独立国と主張する政府は?7つ。
政治的な考え方は横に置いておくとして、
私がニュースとか海外旅行とか現実として感じるのは、
日本・韓国・モンゴル・中国・台湾・北朝鮮
の6つです。
いやぁ、難しいですね。そして面白い。