センター試験 2011 化学 解説 | もるもる集合場

もるもる集合場

化学を中心とした お話(´▽`*) と お勉強の場所!! (゚Д゚)ノ

みんな頑張れ!! ヾ(●´∀`●)/

お待たせしましたぁ~ヽ( ●´ ε `●)ノ

 

(・化・)のセンター化学解説です。

 

 

 

さて・・今年は易化してましたね。ラブ

 

 

昨年よりもずいぶん解きやすいと感じた人は多かったのでは??

 

 

 

*注意:原子数はそのまま,指数は[ ]で示します。


 

第1問

 

問1

 

  a:③

   電解質は??⇒「水溶液になってしまい,電離するもの」と考えればいい。

   言ってしまえば,「酸・塩基・水に溶ける塩」です。きらきら!!

 

   なので・・③が答えです。(酸性を示す有機化合物)

 

   それ以外は中性を示す有機化合物。

 

 

b:⑥

 

 

   単結合の数が多いものは??⇒構造式を書こう!!(ココでは化学式を書いとくぞきらん

 

   ①C2H2 (2コ)   ②C2H4 (4コ)  ③HCOOH (3コ)

 

  

   ④CHCl3 (4コ)  ⑤CO2 (0コ)  ⑥CH3OH (5コ)

 

 

問2:⑥

 

 

 

   周期表で典型元素の場所は?? 

 

 

    ・遷移元素:3~11族

 

    ・典型元素:遷移元素以外    「基本だようへー

    ☆非金属元素と金属元素の場所も,自分で書けるようになっておこう!!

 

 

 

問3:②

 

 

 

 

  まず始めに電子配置からa~dの元素を考えよう。ぼー

 

  「原子では電子数=原子番号」なので・・・

 

  a:N  b:F  c:Ne  d:Na  だよね。(周期表をチェック!!)

 

 

  ①a(N)b(F)c(Ne)は第2周期である⇒○

 

  

  ②a(N)のみからなる二原子分子で,共有される価電子は4コである。⇒×

    Nの原子価は3!!  構造式は NΞN だから共有される価電子は3コです。

 

  ③Fはa~dの中で最も陰イオンになりやすい⇒○

 

    希ガスを除いて,周期表の右上程陰イオンになりやすいよ。

 

  ④cの価電子は最も少ない。⇒○

 

    希ガスの価電子=0ですもん。

 

  ⑤dのイオン化エネルギーはa~dの中で最も小さい。⇒○

 

    周期表の左下が陽イオンになりやすい。

    陽イオンになりやすいもの程,イオン化エネルギーが小さい!!

 

 

問4:④

 

 

 

  体積1㎤の氷に含まれる水分子の数はいくつか。ただし,密度0.91g/㎤ とする。

 

 

  密度が大ヒント!! 今回は1㎤で0.91gということ。 mol=0.91/18 !!

 

  

  1molで6.0×10[23]コの分子が含まれるので,molと粒子数の比より・・

 

  1:6.0×10[23]=0.91/18:x   という式が作れる。あとは計算。   

 

 

 

問5:①

 

 

 

  過不足のある反応の問題です。「気体反応では,反応したmol比=体積比」なので,

 

  係数と反応量の関係より・・・

 

  反応式: CH4  +  2O2  →  CO2  +  2H2O

 

 

  反応前   10 40 0 0

 

反応量  -10    -20    +10      -(液体は無視!!)

  反応後   0  20      10 -

 

  となるよ。よって,反応後に存在している気体は30mlなので,変化は①となる。

 

 

 

 

問6:⑤

 

 

 

 

  教科書や問題集に良く出てくる物質の問題だよ。

 

 

  ①Naの炎色反応は黄色⇒○ 

 

   (炎色反応全て暗記なんて当たり前だろ(´Д`))

 

  ②アルミニウムの合金はジュラルミン⇒○ 

   (合金の名称は無機の基本です)

 

  ③炭酸ナトリウムの製法は「アンモニアソーダ法(ソルベー法)である」⇒○

 

   (製法名は頻出!! 硫酸,アンモニア,硝酸の製法もおさえるべし)

 

  ④ヨウ素の気体は直接固体になる⇒○

 

   (昇華ですね。良く出る昇華する物質例:ヨウ素・ドライアイス・ナフタレン

 

                                          「しょうか!(そうか!)(´∀`*)」)

 

 

と、いうことで第1問はおしまい。

 

 

基本を暗記して,原理を理解する。まさに「センター試験」といった内容でした。