最近では、毛髪移植よりも低価格でできる額縮小手術をする方たちが増えています。その分だけ、顔面の上部、つまりヘアライン整形に対する関心が多くなっているということでしょう。
額縮小手術と毛髪移植の長所と短所を十分に知ることで、ご自身の顔のバランスと額ラインにはどのような手術が最適であるか判断することがポイントになります。理想的な額の比率、ヘアラインの形を作るために単純に、費用的な側面で手術を決断することはとても危ない発想です
今日は、額縮小手術後の傷の部位の高密度毛髪移植について説明致します。
額縮小手術の後、ヘアラインの境目の部位にできた長さ15-16㎝程度の不規則な線状の傷跡が1番大きな問題です。この傷を隠すため皮膚科で高い傷跡レーザーで治療しても、縫合した傷跡は長く残ってしまいます。
この傷跡は、色素性の特徴を持っているだけでなく、生え際の境目に位置しているためどれだけ縫合を上手くしても皮膚トーンがある東洋人はどうしても目立ってしまいます。さらに、切開をする過程で既存の産毛の毛嚢が傷ついて脱落してしまうのですが、これは生え際部分の毛髪密度を落とすことになり、傷跡をさらに浮き彫りにします。
そうすると傷跡部位の毛髪移植は一般的な毛髪移植と
どう違う???
まず毛髪移植を行う前に、傷跡部位を正確な方法で改善する必要があります。傷跡部位は、血液供給が十分でなく毛髪移植を間違えて行うと、植毛した毛髪の成長(生着)が悪くなったり、植毛後も壊死、感染などのリスクが発生する可能性があるため高難度のノウハウと経験が必要です
傷跡組織の特徴性、植毛器具を使用するよりも高密度スリット法がより最適な方法です。理由としては、傷跡組織の弾力性によりスリットの大きさ、角度、深さ、密度など細かく調節しながら行う必要があるためです。
高密度スリットデザインをするイ・ビォングォン院長
例えば傷跡部位の弾力性が強い場合、移植した毛嚢を固定する能力が落ちているため毛嚢が抜ける(poping)可能性が高まります。可能な限り直径が小さいスリットで行うことが重要なノウハウになります。
反対に組織が硬い場合は、スリットを大きく作り移植した毛嚢の損傷を最小化する必要があります。
また移植する際は、角度を鋭角に倒した状態でしっかりと奥まで入ることで血液供給を十分に受けることができ移植した毛髪がしっかり固定(生着)することができます。
傷跡部位の毛髪移植は、皮膚の特徴を十分に理解し高密度スリットノウハウが豊富なヘアライン矯正専門医が安全に行うことができます。
モ&ライン整形外科イ・ビォングォン院長は、大学病院で傷跡皮膚復元手術をしてきた整形外科専門医の経験と傷跡部位の高密度毛髪移植ノウハウが豊富です
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