オヒサで御座います。
スッゲ~忙しくってなかなかブログが進みません(泣)
今日はちょっとプラモデルの話を。
オイラは今のボードリペアの仕事に付く前に
色々な仕事をしていたんだけど、
変わったトコロでは
プラモデルの委託制作
なんてのをしていました。
小学生の時、クラウンのお化けシリーズとか、
駄菓子屋の軒下にぶら下がってる30円くらいの
ヒコーキとか、よく作ってたんだけど、忘れもしない、
小6の時、男子の間で戦車のプラモが流行り、
初めて「TAMIYA」のシャーマンM4A3E8を作り
マルサンカラーで塗装をしたのが友人達にも好評で、
それ以来、本格的に好きになっちゃったんです。。
そのまま30数年、今も戦車のプラモが好きです。
得意分野はやはり戦車。ドイツ戦車ばっかですな。
それと怪獣とかのガレージキットが好きです。
飛行機は大東亜戦争中の日本海軍モノ、
たまに作る車は映画に出てきた車ばっかり。
「アメリカン・グラフィティ」に出てきた55’シェビー・
32’デュースクーペ・56’サンダーバードとか、
「バニシング・ポイント」の70’ダッジチャレンジャーに至っては
輸入物のモノグラムの70’ダッジは改造車しかなく、オオタキから出てた73’ダッジと
二個イチでノーマル車を再現。内装の資料が無く、頓挫してた時、
たまたま通りかかった70’ダッジに乗っていた人に声をかけ、
事情を説明し、後日写真を撮らせてもらい、完成に至りますた。
戦車も世界のTAMIYAでも古いものだと形や装備に間違いが結構あり、
洋書屋で戦車の写真集を何冊も買い(これがまた高いんよ)
組み立て図と併用で作ってイク為、1台完成するのに調査を含め
半年掛かるのは当たり前ってかんじっす。
また、ウェザリング(汚し塗装)でプラモが一段と映えて来ます。
戦車をウェザリングするのに一番の見本は工事現場のユンボとかの
キャタピラものです。よく工事現場に行ってはボ~っとブルトーザーとか
見てて土方のおっさんに変な目で見られたもんです。
↑コイツがかの有名なタイガー戦車。
比較的新しいタミヤの製品なので完成度は最高の部類。
ツェメリットコーティング等を施し、エッチングパーツで
デコレーション。これはたしか1週間で完成。
↑ドラゴン社製のヘッツァー。ドラゴンの商品は大胆なマチガイがある
製品があるので注意!
プラモデルの委託制作で一番多いのが
「ガンダム」です。やっぱり・・。
残念なコトにオイラはガンダムにはなぜか全くキョ~ミが無いと来てる。
しょうがなく、その委託された機種の出ている巻のビデオを何回も観るんです。
また、TVシリーズとOVAでは形や色が違ってたりするんでお客さんに
ドッチのイメージがイイか聞いてから制作開始っす。
戦車やってるからウェザリングは得意なんだけど
最初の頃に一番悩んだのは
「宇宙ではどのように汚れるんだろう??」
って事です。
あと、ガンダムって「鉄」なの?錆びるの?
ビーム砲だか何とかバズーカとかの着弾跡ってど~なんの?とか・・。
悩んだ挙句、結局戦車と同じでイイのね!って結論でしたねぇ。
また、コイツラは好きなポーズが出来るワケ。
だから、どういうポ-ズで飾るかも聞かなきゃなりません。
それは「影」を塗装するからです。
たとえば、同じ色でも陽のあたる肩・頭のテッペンとかは明るい色で、
脇の下や内股とかは暗い色で塗ります。
パーツによっては明→暗まで5段階位色を濃くして行き塗ります。
影なんて部屋の電灯で自然に付くじゃん!と思うでしょ。
ところが実物と違い、スケールが小さいプラモは影を塗らないと
何かノッペリしちゃってリアリティに欠けちゃうんですね。
パーティングライン消しから合わせ目パテ埋めまで含め、やはり1ヶ月は
かかっちゃうんであんまりイイ儲けにはなんなかったっすね。
↑ツクダのナウシカ。ジオラマ仕立てにしました。王蟲の甲羅は一枚々切り取り、
真っ直ぐだった体を曲げ、ナウシカのフィギュアは手・足・顔のみ使用であとは自作。
プラモ自体はコミック版でしたが映画版に改造
一番手っ取り早く儲かるのが美少女フィギュアです。
アニメの主人公の女の子とかをスッポンポンに改造。
ヤフオクに出しゃ元値の10~20倍になる!
でもね、今、どんなアニメが流行ってんのかワカンネェし、
(キャラで全然価格が違ってくるのよ!)
一生懸命オッパイとかパテ盛りしてる自分の姿が恥ずかしい!
だからもう美少女フィギュアはやってません!
↑ボークスの大魔神。ソフビです。
そんな作業が今のボードリペアにも結構役立っているってワケです。