[ESSENCE]の〆切は15日。その後色校正を経て印刷にかけられ、毎月25日に発行されています。当然〆切前は忙しく、進行具合によっては、家に帰れるのが終電を終えてからという夜が続くことも。
長い正月休みもあり年始のバタバタもありということで、初めから今月は特に大忙しになる心つもりができていました。ですので去年のクリスマス前から全速力で飛ばし、正月休み中も執筆作業に明け暮れ、休み後もペース配分を無視したラストスパート。集中した結果、15日を待たずして先日の金曜日、無事に作業を終了することができました。正直、事業開始以来初のことです。
構成・取材・撮影・執筆・デザイン…雑誌作成における印刷までの全工程。それと配布ルート構築や広告営業までを含め、生まれたばかりの小さな弊社は、全業務をたったの2人で行っています。当月号のデータをアウトライン化しセーブ終了したときは、これまで言われ続け心に引っかかっていた「6人ぐらいは必要」「無謀だ…」等の言葉の数々が、「やればできる」「きっともっとできる」といったものに上書きされた、ちょっとした自己満足の瞬間でした。眠ることさえ諦めるべきと考えてきた毎月のこの時期に、6時退社で妻と一緒に夕食。これだけでも快感です。
天気も良く、こんなにのどかな週末。嬉しいものです。自宅オフィスとして使用している2階の一室の卓上と、執筆や編集に使用している同卓上のPC内を整頓し、散らかった原稿や諸情報を整理。そしてリビングにある淡水魚の水槽内も、入念に清掃。生長しすぎた水草を切ったり新たに足したりして、少し雰囲気を変更します。毎月〆切後、プライベートにおけるささやかな恒例行事。次号作成に向けての気分一新に、毎月どういうわけか欠かすことができないのです。
夜は、〆切後に楽しもうとHDD録画してあった「白虎隊」を鑑賞。主人公に自分を重ね合わせ、会津魂・武士道に酔いしれると同時に、憤りを感じました。白虎隊から現在まで、わすか140年。城を守り殿の役に立つことを心より望み、親や恋人を守ることだけを考え、けなげに「立派に」死んでいく白虎隊。それとは対照的に、我々の周りでは平気で家族をも残虐に殺すニュースが日常茶飯事。人を切りつけ撃ち合い殺し合っていくことが当たり前だった生々しい当時よりも、かつてないほどの邪気が一つ一つの精神に充満している今の人間の方が、よっぽど命を粗末にしているように思います。多くの犠牲の基で成り立っていると教わってきた現在の「平和」は、実は表面上のごく薄い部分だけ。環境に対しても社会に対しても家族に対しても自分の人生や子孫に対してさえも、私自身を含めた現代人類とは、どこまで無責任で浅はかなのでしょう。他の動物にない人類の武器が脳みそであるならば、我々はそれを正しく使い成長していかなくては、周囲全てを犠牲にしながら自滅の道を進む、ただの「皆の笑いもの」ではないでしょうか。もしも地球の創生者がいるとすれば、珊瑚礁の白化や耕地の砂漠化等、彼が作った地球を壊す我々現代人類を、「地球の食物連鎖の頂点に立つにふさわしくない・この星には不必要」と思うのは当然ではないでしょうか。
…やっとの休日。自由奔放な今の脳の動きでは、支離滅裂。話がまとまりません…。とりあえず、徒然なるままに…。
