はい。mokyan です。






先日、





こちらの友人が、
聞いてもいませんが
オレ日本語を知ってるぞ、とこう言いました。



「Kaizen Genba」





はぁ~? なんじゃそりゃ?

あんさん、よくもまぁそんな役に立たない日本語を覚えちゃったもんだねぇ。

一体どこで覚えたんだぇ?




カイゼン。







これ、ここに限らず他の国でも言われますね。
多分学校かどこかで習うんでしょう。


あ、ちなみにこちらの学校は高校ですでに
「経営」「簿記」「農業」など実用的な事も学ぶんです。





その世界のカイゼンの代表格のトヨタ社


今日は「カイゼン」という言葉から垣間見る事のできる二つの面について。








そのトヨタ社。

あの有名な「ジャストインタイム」という生産システムがありますね。

部品が減ったら減った分だけ小刻みに即時発注する仕組み。


もうこれはカイゼンにカイゼンを重ね続けたあげく完成された、
ギリギリ最小限までしか在庫を持たない、それはもう感動するほどの域まで達した
世界最強の管理システムですね。



そう、製造業の粋です。



コストは究極まで下げる事ができ、
どんどん業績を伸ばし、そして世界トップに躍り出た。


同業他社もマネを始め、他の製造業でも取り入れられ、
世界に紹介されるほどになった。


そう、これが日本人の力なんです。

職人気質が生産管理に反映された結晶なんです。



ブラボー。フランソワ。











そのトヨタ社。

あの有名な「ジャストインタイム」という生産システムがありますね。

部品が減ったら減った分だけ小刻みに即時発注する仕組み。


なんでそんなスゴワザができるんでしょうか。

それはその仕組みで受注する側がいるからですね。

小刻みな受注のみ毎度毎度受けるなんてできるの?

ある程度まとめた数じゃないと用意する方は予測が立ちにくいし在庫も大量に出るし
管理もしにくいし、利益も出にくいし大変でしょ。

でも発注できちゃうんです。

そうしないと発注しないから。

で、ジャストインタイム、必要な時間通りにぴったし、ですからね、
少しでも遅れたらそりゃもうその分賠償モノなわけです。


て、  事は、


そのジャスト時間より早めに行かないとヤバイって事ですね。
でも早めに行っても時間までなかなか敷地に入れてもらえません。

そういうわけで、外の公道は大渋滞になるんですよね。

ん、公道が一時倉庫になるって事ですね。

でもいいんです。

じゃないと発注しませんから。


なので、かなり過酷な条件の環境で仕事してる所がたくさんあるって事ですね。

そのあたりの規制はないですね。

この構図が日本の色々な所にあるんですな。



ブラボー。フランソワ。








さぁ、効率ってのは突き詰めていけばキリが無いですが、


だからこの仕組みはすごい、

だからこの仕組みはダメ、


私らは勿論どちらでも選ぶ事はできるわけです。


何かを選ぶ時ってのはその根底にはいつも「文化」や「哲学」
がありますよね。





そもそも、



私らのそれって一体何でしょうか?
何なんでしょう??

何なのでしょうかね~rr。









ナイロビの空は今日も青い




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