PMOの仕事 | 黄金の追っかけ道★好きなことに情熱を燃やす”いきいきライフ”

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バンドと劇団の追っかけ道を極めたアネゴが教える、黄金の追っかけライフ!追っかけ人生は究極の「幸せ追求道」。
追っかけの未来には、お金じゃ買えない愛と幸せがある。ライブは命。命短し恋せよ乙女。好きなこと追求して、いきいき人生を!

PMOという仕事は、人によっていろんな定義があります。
あまり認知されていない仕事みたいです。


私は、PMOの仕事には、3種類あると考えています。

 全社のPMO
 事業部や部門やど組織単位のPMO
 プロジェクトのPMO


全社PMOは、会社全体の立場で、
プロジェクトのポートフォリオを考える、
プログラムマネジメントをする役目。

どのプロジェクトをどんな優先順位ですすめるのかを
考えたり、リスク評価をしたりします。

また、プロジェクトマネジメント手順の標準化も作ったりします。
プロジェクトマネジメント教育を考える場合もあります。


ふたつめの組織PMOは、全社で決めた標準を
事業部や部門など、事業の戦略にあわせてカスタマイズする役割。
全社のPMOに準拠した動きをします。


最後のプロジェクトPMOは、名前のとおりプロジェクトに所属するPMOです。
プロジェクト管理チームと言われることもあります。
個別のプロジェクトが、目的達成するための
マネジメントをする役目です。

プロジェクトが小さければ、プロジェクトPMOは
設置されないこともあります。

でも、ある程度の規模になると、プロジェクトマネージャーでは
手が回らないことも出てくるので、プロジェクトPMOを設置して、
プロジェクトマネージャーをサポートします。


私は、事業部PMOと、プロジェクトPMOの両方を担当しています。


普段は、事業部PMOとして、事業部のプロジェクトリスクを分析したり
全社のマネジメント標準をプロジェクトに普及する役目をしています。

ひとたび、プロジェクトがトラブったら、
プロジェクトPMOとして現場に派遣される・・・そんな日々です。

トラブル前のヤバそうなプロジェクトに入ることもありますが
だいたいはトラブルレスキューのPMOをするケースが多いですね。

事業部PMOでは、客観的にリスク分析したり、
標準手順のメンテナンスをしているのですが、
プロジェクトに入ると、客観的なことは言ってられず、
まさに、「現場」仕事です。

プロジェクトでは、

 プロジェクトルールを作って、
 ルールを守らせて、
 データを収集して、
 データを分析して、
 レポートを作って、
 プロジェクトマネージャーの意思決定をサポートし、

 厳しく管理ばっかりやっているとおもいきや、

 会議室の予約をしたり、
 飲み会や、座席替えの手配をし、
 新規メンバーの入館証やPCの手配もして、
 ときどき、メンバーの愚痴を聞き、
 さらにときどき、プロジェクトマネージャーの愚痴を聞き、
 時には、ヒトゴトを言ってくる事業部PMOや全社PMOと戦う。

そんな日々になります。

どっちが楽しいか?

トラブルレスキューじゃなければ、
現場の方が楽しいんですけどね~。


トラブルにならないようにリスクの早期検知が事業部PMOの役目、
ということは、
普段の仕事が甘いからトラブっちゃうのかな・・・汗。