こんにちは
〜夫婦関係再構築〜
カサンドラ脱却の専門家
還暦ライフメンター
ジュンコ田中です
今日は
「カサンドラ症候群の治療」
というテーマで精神科医の先生に
聞いてみました。
前のシリーズはこちら
↓
本日は
「カサンドラ症候群の治療」
というテーマでお話しします。
カサンドラ症候群とは、
パートナーの方が発達障害、
今でいう「神経発達症」の方で、
心が通じ合わなかったり、
日常の中ですれ違いが起きたり
衝突があったりするんです。
その結果、
疲弊してしまって
うつっぽくなってしまう。
うつ症状を持つこと、
適応障害になってしまうことを
「カサンドラ症候群」
と呼んだりします。
今回は
カサンドラ症候群の人たちの治療は
どういう形で行われるか、
ということを解説します。
《目次》
①メカニズム②あるがままに見られない
③親子問題、対人不安、コンプレックス
④治療←今日はコレ
⑤知っていくこと
⑥何が成功か失敗かわからない
前回はこちら
↓
④治療
先に言っちゃいましたけど、
まず最初に
カサンドラ症候群の治療は
何をすべきかというと、
治療の目的は
脳内と現実のズレをいかに小さくさせるか
ということなので、
まずは他者理解です。
旦那が発達障害だというところを
しっかり理解していく。
本人が甘えているとか、
わがままではなくて、
そういう特性があるんだよ、
ということをまず理解していくことが
重要だったりします。
「ああ、そうなのね」と
相手のことを理解すれば
すんなり動くかもしれない。
それだけでは
上手くいかない場合は
自己理解です。
知識があっても
現実を受け入れられない場合は、
自分が「こうあるべきだ」と
思っているトラウマ的なものを
解消していく必要がある。
だから自己理解を進めていく。
親子問題、対人不安、
コンプレックスなどを
解決していくということです。
それらが終わると、
現実と脳内のズレが限りなく
ゼロに近付いていきますので、
その結果、
どんな行動をとるのがいいのか、
今後の未来、
過去は変えられませんから、
どんな行動をとるのが合理的、
もしくは自分に合っているのか、
ということが選択できるわけです。
同居を続けていくのか、
別居を選んでいくのか、
もしくは離婚を選ぶのかは、
それは人それぞれ事情が違いますし、
経済的な事情も違いますし、
相性の問題だったり
色々な要素が絡むので違います。
あるがままを見られるようになったら、
敵を知り己を知れば百戦危うからず、
一番良い行動がとれますから
そういうこと狙う。
それがカサンドラ症候群の治療です。
結局、
一緒にいるとうつになってしまっているので、
何か変化を起こさなきゃいけない。
変化というのは、
自分の認知を変えていくだけで
うつを解消できるのか、
それとも物理的に環境を変えてあげないと
うつは解消されないのか、
これは様々なケースがあるんです。
正解はないです。
治療の過程で、
すんなり行くわけじゃないんです。
3回、4回の診療だけで他者を理解して、
自分を理解して、
じゃあ何をどうするのが良いのかと
できるわけではないです。
もしできるんだったら
とっくのとうに離婚していたりする、
もしくはとっくのとうに
諦めていたりするので、
別にわざわざ精神科に来ないんです。
精神科に来るということは、
なかなか上手く行かない、
自分で決められないので
1年、2年、週に1回、月に2回と通いながら、
何が良いのかなということを
右へ行ったり左へ行ったりして
考えたりするというのが普通です。
(⑤は続く・・)
(早稲田メンタルクリニックのYouTube
精神科医がこころの病気を解説するChより)
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いかがでしたか?
精神科医の先生でも
難しいカサンドラの脱却ですが、
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