こんにちは
トータルメンタルサポート
ラポール・ラボのジュンコ田中です。
例えば、『自分は部下のAさんより書類を作成する仕事が遅いから、自分は上司なのにAさんより劣っているとコンプレックスを感じる』などです。。
事実は『自分はAさんより書類を作る速度が遅い』という事だけです。
そこに『自分は上司である事』『書類作成の仕事の場面である事』『Aさんの書類は完成度が高い』などいろんな要素から『自分はAさんよりも劣っている』という『間違った事実』として捉えてしまいます。
人はどうしても『感情』が入ってしまうので『事実』を見間違えます。とても優しくて人を立てて奢らずいつも謙遜の精神が旺盛な方は『事実を事実として捉える』事が苦手だったりします。
そして、自分の書類作成が遅い事は事実です。
ビジネスでは、同じ成果を出す為には『遅い事』悪い事になります。
でも、例えばスポーツカーは早く走って確実に目的地に辿り着く事が良いことですが、職場の人が全てスポーツカーだとしたら仕事は上手くいくのでしょうか?
クレーンやブルドーザーも必要ではないでしょうか?
スポーツカーの様に早く走るクレーンやブルドーザーがあれば良いのかもしれませんが、使い勝手が悪そうです。
工事現場での車ならいろんな働く車があって成果を得ていきます。
決して『ブルドーザーは走るのが遅いからスポーツカーより劣っている』と言う人はいません。
人でも同じ事。
ビジネスだけでなく人生でも同じ事が言えますね。
のろまなローラー-小出-正吾/dp/4834000893
ではまた
ジュンコ田中でした。