『理解ある指導者』と『意味のある目標』 | カサンドラ専門セラピーコーチング〜自分らしく生きるヒント〜

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発達障害(かも)の旦那さんといて孤独を感じていませんか?ジュンコ田中は10年間で10,000回のカサンドラ症候群の方の相談実績。カサンドラ専門セラピーコーチングで、あなたの下がり切った自己肯定感をUP!穏やかで幸せな人生を取り戻しましょう

こんにちはトータルメンタルサポート
ラポール・ラボのジュンコ田中です♬


私のコーチングのクライアントさんの中には
お子さんがゲームばかりしていて
学校に行かないという問題を抱えている方が
結構たくさんいらっしゃいます。

『旦那さんはアスペルガーなので
相談に乗ってくれないけど、
それはもうどうでもいい
それよりも子供の不登校の事で頭がいっぱい』
という方です。

よく聞く言葉が
『ネットゲームに夢中で困る・・』
『ネットばかり見てて・・』
子供の携帯に
こんな事をしたい気分になっていませんか?



多くの親は子供に
『野球』『サッカー』『テニス』などの
みんながよく知っているスポーツをさせて、
子供が勉強をほったらかして
スポーツに夢中になってしまっても
『きっとスポーツから何か得るものがある』
と寛容に受け入れられます。

でも、その親の大多数は
子供にプロスポーツ選手を
目指させる訳ではありません。


つまりそこから得られる
『副産物』
例えば、
『健康な身体』
『仲間と協力する能力』その中の『友情』
試練を乗り越える『精神力』
などを、子供に与えようと思っているのです。

(プロになった場合は『お金』が『副産物』ですよね)


そんな中で
『副産物』を得るどころか
激しいトレーニングや厳しい上下関係で
嫌な思いだけをして
何も身につかない子供もいます。

『副産物』を得るには
それなりの『環境』が必要です。



本人のそのスポーツとの関わり方に対する
『理解ある指導者』と
本人が納得して前向きに取り組める
『意味のある目標』が必要になります。


これがコーチングの領域です。






さて、
ではどうして『ネットゲーム』は
ダメなのでしょうか?


無意識なゲームに対する深層心理に
『あんなくだらないもの』
『時間の無駄』
『お金にならない』
『健康に悪い』

悪い面ばかり出てきます。

それは大人が『ゲーム』から得られる
マイナスなイージの『思い込み』に縛られて
プラスの『副産物』に
思いが至らないからです。




因みにゲームに対する深層心理の
4つ目に挙げた『健康に悪い』のは
ネットゲームだけではないですよね。


座って勉強ばかりしていたって
健康増進にならないのは同じです。


でも
勉強なら親は認めまられます。


それはそこから得られる
いろんな『副産物』を
大人は充分に知っているからです。

だから、勉強ばかりしていても
健康に悪いから勉強をやめなさい
とは言えないのです。


また、
ネットに関わると
悪い人に捕まって
何か犯罪に関わってしまうかもしれない。

これも思い込みです。


(スポーツ選手の事件などがあったりするので
野球などのスポーツは犯罪に関わることがない
『安心な世界』だという思い込みを
持っている方は少なくなっているとは思います)


ネットに関係する全ての人に
犯罪の手が及ぶのでしょうか?
安全に遊んでいる人はいないのでしょうか?

本当は、知らないから怖いのです。





スポーツと同じで
『理解ある指導者』と『意味のある目標』があれば
『ゲームの世界』も本当にいろんな『副産物』を与えてくれる物です。



さて、怖くなくなる為に知るべき
『ゲーム』や『ネット』の世界って
どうなっているのでしょう?






私の知るあさーい範囲で
ネット界を解説してみます。

詳細さや正確さを求める方は
ちょっとネットで調べてみてください。
彼らの言葉では『ググレカス』といいます。


電車オタクと言っても
『乗り鉄』『撮り鉄』『時刻表鉄』などに
分かれる様にかなりマニアック別れています。


『ネットゲーム』界もマニアックに分かれています。
ゲームメーカーはどこにアプローチするか
その制作に凌ぎを削っています。

ストーリー性
キャラクター性
コミュニケーション性
構築性
成長性
テクニカル性
ネットワークとの繋がり方
タイミングを取る瞬発力
対戦相手との駆け引き
キャラクターのファッションからの印象イマジネーション力
仲間との連携力

また、
ネットの世界(○チャンネルなど)ではスポーツ界と同じく、結構厳しいルール・上下関係・マナーもあります。


よく見ると子供が学ぶべき事の
『副産物』の宝庫ですよね。


子供が学びの宝庫の環境に居るのに
『ゲームなんか』という親の『思い込み』で
排除してしまってはもったいないと思いませんか?



ゲーマーという
プロを目指して日夜トレーニングする人もいます。
野球などのチームプレーや
水泳などの個人競技があり、
それぞれスポーツプロ選手と同じ様に
お給料と賞金の一部をもらって
トレーニングしています。

巨大ゲーム大会の優勝賞金は
海外では何億円だそうです。


でも、ゲームの世界も
プロを目指してやっている人は
スポーツ界と同様にごく一部です。





また、日本は今、毎日毎日、
世界中からものすごい勢いで
サイバー攻撃をされているのという事をご存知ですか?

日本のインターネットの
セキュリティーはまだまだ
ゆるすぎる現状があります。

ときどきニュースになっていますが、
ニュースにならずに済んだ危機は
いっぱいあります。

それをちょっと前までは
ネットオタクと言われていた人々が
必死で守ってくれているんです。

ネット界の情報に精通している彼らは
ホワイトハッカーと呼ばれいます。





大人は子供にするべき事は
ただやめさせる事を目標にするのではなく
ネット依存などにはならないように
『理解ある指導者』と『意味のある目標』を
与えることです。




一番近くの大人が
まず理解して受け入れましょう♬

そして
子供に教えてもらってやってみてみましょう。

ゲームの世界は楽しくて
大人もはまってしまうかもしれません。

子供は大人にゲームのルールや攻略法を指導する事で
教えるという事の難しさ楽しさ
教えるにはよく知っていないとできない
という事も学びます。

そして親がネットにハマる子供に対し
『理解ある指導者』となり
『意味のある目標』を子供にもたせられたとしたら
将来の日本はかえって安泰なのではないでしょうか?



もし、
学校に行かないでゲームばかりしている子供の事で悩んでいるとしたら、一度子供と一緒にゲームを楽しんでみてはいかがですか?

ご自宅の子供部屋から将来の日本を救う為に・・


ではまた
ジュンコ田中でした(^^)