義父母への仕送り  | 木蓮 花だより☆ 暮らしの中の小さな気づき

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義父母は国民年金だけで生活しています。

生活が厳しいのでした。預金もないのだそうです。

 

夫は男ばかりの3人兄弟の末っ子。

 

夫の通帳を2番目のお兄さんが預かり、夫はカードで毎月その通帳に定額を預金していました。

お兄さんはその通帳に直接預金するという形です。

どうして夫の通帳をお兄さんが持っているのか不思議。私と夫が知り合う前からそうなのだという。

 

そしてお兄さんは両親からお金の無心があると、その通帳からお金を適当に渡すのでした。

何にお金が必要なのかわからないけれど、お金を渡すの繰り返し。

義父母は家計簿をつけていません。

 

お金の使途が不明なことと、3人兄弟なのに一番上のお兄さんがお金を出さないのは何故かと、ある時私は2番目のお兄さんに聞いてみました。

それから、こちらに一度、夫の通帳を返して欲しいと私が話すと、お兄さんは何故か怒り出しました。

怒る理由が私にはわからなかったけれど、これも自立していない義父母ゆえなのだろうと私は思いました。きっと、使ってはいけないようなことにもお金を使ってきたのだろうな。2番目のお兄さんももしかしたらお金を使っていたのかもしれない。

 

子どもにお金がかかってくるから、使途不明なお金を私は作りたくなかったのでした。この2番目のお兄さん夫婦には子どもがいません。

 

通帳は夫の元に戻されました。残金は20万円。

結局何にお金を使ったのかはわからないまま。

この20万円は2番目のお兄さんに夫から渡してもらいました。義父母のために使ってもらおうと考えたのでした。あとでこの20万円でトラブルになるのを避けたかった。

 

そういう経緯があり、我が家では2年前から義父母に仕送りはしていません。

ただ、義父母用にお金を預金しています。

2番目のお兄さんだけが毎月2万円を義父母に渡しています。

1番目のお兄さんは一切お金を出していません。

 

老後のお金のことをきちんとしておかないと、子どもが苦労することになります。

息子にお金のことで迷惑をかけないように私はしたいです。

急に歳をとるわけではありません。皆それぞれに時間があるのです。

貧しいというのは辛いことです。義父は体重が100キロを超えています。貧困なのに、身体が異常に大きいというのも悲しいです。

 

それでも、そろそろ、お金の送金を義父母にする必要があるかなと思うこの頃。80歳を過ぎた義父母に残された時間がどれくらいなのかわからないけれど、お金があれば、それなりに楽しく暮らせるはず。

嫁の私が考えることではないのかもしれませんね。

それでも、息子にとっては祖父母になる人たちだから、やっぱり気にはなるのでした。

 

老いた親に仕送り。せつないです。

長くなりました。読んでくださり、ありがとうございます。