今朝は、早起きして投票を済ませ、さて、どうしたものだろうと悩むヾ(´。• •。`)ノ
ラザレフと日本フィルの名曲コンサートのチケットをGETしてあるものの、とてつもなく大きい台風が接近してる中、都内行脚は、危険なような気もするし、しかし…しかし…ラザレフと日本フィルは、どうしても聴きたいし…
結局、悩むより行動!!
何とか嵐を避けれることを祈りつつ都内へ⊂('ω'⊂ )))Σ≡GO!!
行きは、まだ雨は強いものの電車の運休もなく予定どおり到着!!
行きは良い良い、帰りは怖いパターンにならなきゃ良いけど…(--;)
本日のプログラム♪
ショスタコーヴィチ
ヴァイオリン協奏曲イ短調op.77*
チャイコフスキー
交響曲第6番ロ短調op.74『悲愴』
指揮:アレクサンドル・ラザレフ
ヴァイオリン:ボリス・ベルキン
コンサートマスター:扇谷泰朋(日本フィル・ソロ・コンサートマスター)
ソロ・チェロ:辻本 玲(日本フィル・ソロ・チェロ)
昨日のみなとみらいの横浜定期と同じプログラム♪
ショスタコーヴィチもチャイコフスキーもラザレフお得意のプログラムだけに期待値も高く、開演前から((o(。>ω<。)o))ワクワク
さて演奏は、
ショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲での名匠ベルキンの奏でるヴァイオリンは、暖かみのある豊かな音色♪
第一楽章や第二楽章は、ちょっともっさりしていた感はあるものの、後半パッサカリアからカデンツァを経ての深遠さから、フィナーレの鬼気迫る音色は、流石名匠だけのことはあり、耳が釘付けに♪
ラザレフ率いる日本フィルも木管を中心に豊かな音色でベルキンを引き立て、好伴奏♪
この曲の持つキレキレ感は、正直後退してましたが、その代わり味のある演奏になっていたと思います(…ベルキンの老いと取るか年齢を重ねた深みと取るかで聴き方は、違って来ると思います…)♪
ベルキンとラザレフのショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲は、大人の風格を醸し出した演奏でした(*ˊ˘ˋ*)。♪:*°
ブラボーもかなりありましたが、ソリストアンコールはなし。
休憩を挟み後半は、チャイコフスキーの悲愴♪
名曲中の名曲♪
この名曲、ラザレフと日本フィルは、早めのテンポで駆け抜け…濃厚さよりダイナミックさを基調にした演奏♪
だからと言ったあっさりした悲愴かと言えば、時折濃口の表情付けをオケから引き出すのは、ラザレフのロシア魂を感じさせ、ラザレフの持つロシアンDNAのなせる技なのかと感心♪
第一楽章の奈落落ちの箇所も粘るより、あっさり系ながら、ダイナミック幅を広く取り、オケから豪快な音を引き出すのはラザレフマジック!!
暖かみを感じる5拍子の第二楽章♪
ここぞとばかり、ラザレフと日本フィルの底力が爆発しまくったアグレッシブな第三楽章♪
フィナーレの慟哭に思わず息を飲み、消え入るように終わった後もエア指揮を続けるラザレフの姿に聴こえない音が聴こえ、結構ウルウル来ちゃいました(๑o̴̶̷᷄﹏o̴̶̷̥᷅๑)
(一つ謎あり??→フィナーレのドラの一発…一打でなくトレモロ風に叩いていたように見えたけど…音ではよく分からず…もしトレモロ風に叩いたなら、ラザレフ流かしら??)
粗い部分(金管)もあったけど、ラザレフと日本フィルの蜜月関係を感じさせる豊かな名演だったと思います(*ˊ˘ˋ*)。♪:*°
ラザレフは、読響と同曲のライブを録音しており、解釈そのものは、ほぼ同じですが、日本フィルとの方が味わい深いものを感じました♪
ラザレフがエア指揮を続け、静かにタクトを下ろし、暫く祈るような仕草の途中で、拍手が入ったのは残念(パラパラと鳴り、その後止まって、ちょっとの静寂の後、拍手)。
しかし、これは音が鳴っていないので、ラザレフの表情分からないと拍手するタイミングは、難しかったと思います。
アンコールは、チャイコフスキーの組曲4番から『祈り』
広上京響の時もこの曲がアンコール。
はやり??
味わい深い演奏で、曲の終わりに第一ヴァイオリンにラザレフが『もっともっと』みたいなジェスチャーが相変わらずユーモラスで、この場面でも、ラザレフと日本フィルの良好な関係が感じられました♪
余談ですが、神奈川フィルのマドンナこと豊田さんが3番ホルンにゲストで座ってました♪
先週は、神奈川フィルの定期、今週は、日本フィルのゲストと売れっ子は、お忙しい⸜( ⌓̈ )⸝
連日の雨で湿度もかなり高めになっていたせいか、若干いつものラザレフ日本フィルコンビにしては、音が響いていなかったような気がしまた(ベルキンのヴァイオリンも)。
2017.10.22(SUN)
14:00
サントリーホール
台風の吹き荒れる中、無理して行った甲斐ありましたヾ(´︶`♡)ノ♬☆♪
尚、帰りは、高速バスも運休することなく無事に乗れ、あまり風も雨も強くないタイミングで帰宅できました╭( ・ㅂ・)و グッ !