NHK交響楽団 第1867回 定期公演 Aプログラム | 音楽って素敵 ₍₍¶(ू⁄›˅̮‹ू∖)⁋₎₎ ♪♬

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クラシック音楽のコンサートなどなど拙い文章ですが、気侭に綴っています♪

モーツァルト

歌劇「イドメネオ」序曲
ベルク

 

指揮:下野竜也

ヴァイオリン:クララ・ジュミ・カン*

ソプラノ:モイツァ・エルトマン+

コンサートマスター:伊藤亮太郎


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モーツァルトとベルクの組み合わせ。

プログラムに拘るのは、下野さんらしいけど…今回は、プログラムを読んでも、何かこじ付けにしか思えず(下野さんの考え方と言うよりプログラムを書いた方の推測ってのもちょっとなぁ)、別にシューベルトでも良いような気もするし、わざわざ対比させる意味も個人的には感じず(対比を考えるならシュトラウス一家のポルカなどの方がわかり易いと思う)、微妙。
それにこのプログラムならモーツァルトの序曲があったからと言って聴きに来る人が増える訳でもないので、全てベルクで統一しても良かったと思うけど(抒情組曲など)…。
まぁそれはともかくプログラム的には聴いてみたい曲。
新ウィーン楽派の提唱する無調は、正直チンプンカンプン。
しかし、今回のヴァイオリン協奏曲とルルは、何とか許容範囲。
一度は実演で聴いてみたい曲。
しかも、ルルは、あのエルトマンが歌うのだから聴き逃せません!!
さて、聴いた感想は、モーツァルトの序曲は、やっぱりあってもなくても良い感じ。ベルクのヴァイオリン協奏曲は、何かもさっとした感じで、あまり感心せず。
カンは、技術的には破綻もなく端正に弾いてはいたけど、この曲の持つ鋭い切れ味や霊感は全く感じられず、N響もソリストに引っ張られたのか、精細さに欠けたように聴こえ、最近のN響にハズレなしと期待値高かっただけに残念。
下野さんの棒もいつながらの直球勝負は、今回は裏目に。
生真面目すぎて、難しい音楽が余計難しくなった感あり。
これがパーヴォなら緻密な中に輝きが、デュトワなら妖艶さが出るんだろうけど、下野さんは、ちょっと退屈。
後半、ルルも下野さんとN響に関しては、協奏曲と変わらずって感じ。
ただエルトマンが出た瞬間、そのオーラと歌唱に『( ̄0 ̄)/ オォー!!』
美貌もさることながら歌唱力の凄さに『やっぱ一流は違うわ』と圧倒されっぱなし!!
しかも、優美な佇まいや気品、もう見てるだけで、( *¯ ³¯*)ウラヤマ〜♡
エルトマンの歌唱が乗った瞬間、今までもっさりしていたN響も艶ぽくなるし、エルトマン効果は絶大!!
ともかくエルトマンを見れた(聴けた)だけで、大満足のコンサート♪
エルトマン様々です(笑)
終わりよければすべてよし!!
(滅多にプログラムに載らない曲を聴けたことも良かったかな)
神奈川フィルからハシゴした甲斐ありましたヾ(´︶`♡)ノ♬☆♪
因みに初エルトマンも思いきや、プログラムを読むと2014のルイージのオルフの時も出演とあり。
ルイージのオルフは、聴いているので、エルトマンも聴いてるはずなんだけど、記憶が全くなし(--;)
(;-ω-)ウーン…
なぜだσ( ̄^ ̄)?
今回のN響席は、いつもとほぼ同じながらエルトマンが登場してから多少なりとはオケの響きも良くなったような気がするけど、聴感上もっさり感は消えず。
もしかしたら演奏と言うよりも、元々響きの悪いNHKホールが、生憎の雨で湿度を含んだせいで余計響かなかったのかも。
響きの良いみなとみらいからの流れだったから余計そう感じたのかも知れません。
教訓:雨の日のNHKホールは要注意かな。

 

2017.10.15(SAT)

18:00

NHKホール


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翌日、NJPみなとみらい特別演奏会へ続く♪