モーツァルト
ピアノ協奏曲第21番ハ長調K.467*
ショスタコーヴィチ
交響曲第7番ハ長調op.60「レニングラード」+
管弦楽:神奈川フィルハーモニー交響楽団&名古屋フィルハーモニー交響楽団
指揮:川瀬賢太郎
ピアノ:菊池洋子*
コンサートマスター:日比浩一(名古屋フィル)*
ソロ・コンサートマスター:石田泰尚(神奈川フィル)+
第1コンサートマスター:﨑谷直人(神奈川フィル)
川瀬賢太郎さんが関わる2つのオケ(神奈川フィル・常任、名古屋フィル・指揮者)による合同演奏会(^^♪
結論から先に言えばとても素晴らしいコンサートでした(^^♪
プログラムは、Wハ長調♩
前半、モーツァルトから素敵な音色が会場を満たし、大満足‼
菊池さんは、胸元が大胆にもパカッと空いた白のロングドレスで登場。
そのお姿は、まるでモデルさん!!
そして、その容姿も然ることながら、奏でるピアノの音色の美しいこと♬
菊池さんの奏でる優雅な響きがモーツァルトの戯れの世界へ誘います♫
今回のスペシャル・コンサートのようなハレの舞台にぴったりのこのコンチェルト、菊池さんの美しい音色がいっそう花を添えます(^^♪
川瀬さん率いるオケもモーツァルトの協奏曲にしては、大型の12型、厚みのある弦がロココ調の協奏曲を優雅にサポートし、昨今主流の古楽風な演奏でなく、大時代的な演奏が、意外とグ~(`・ω・´)b
前半のモーツァルトから十分堪能させていただきました(*ˊ˘ˋ*)。♪:*°
余談ですが、21番の協奏曲第1楽章中間部分のト短調のピアノの旋律が木管や弦と絡みあうところは、いつ聴いてもうっとり♬
Mokuさんのここ好きクラシックです(笑)
後半、レニングラードは、こうした合同オケのプログラムに乗る機会が多いような気がします。
確かにせっかくの大編成を活かすには最適なプログラムだと思います。
この曲の持つ背景等考えるとつい深読みしたくなっちゃうのですが、ショスタコーヴィチの作品の中でも単純明快でわかりやすく、しかも大編成、アゲアゲ系の交響曲なんで、何も考えず、大音響に身を任し、音に酔いしれるのが一番良い聴き方(^^♪
そんな訳で合同オケ(何と20型130名の大編成)の紡ぎだす音響を堪能させていただきました♪
ともかく怒涛の大迫力、耳が張り裂けそうになるくらいの大音響が身体をガンガン刺激し、脳内のアドレナリンが大分泌‼
川瀬さん率いるオケも熱演‼
厚みのある弦、きらめく木管、大迫力の二郡に分かれた金管、燃えるパーカッション、指揮者とオケから発する熱にこちらまで身体が熱くなり、大感動(´;ω;`)ウッ…
盛り上がる第1楽章や終楽章も素晴らしかったけど、寂寥感溢れる第3楽章は、川瀬さんの棒さばきもよく、特に素晴らしかったです(^^♪
唯一第2楽章が緊張感途切れたような気がするけど、これはこちらが怒涛の迫力の第1楽章に圧倒され聴き疲れしただけかも(;^_^A
う~最高のコンサートでしたv( ̄Д ̄)v イエイ
割れんばかりの拍手のあとまさかまさかのアンコールΣ(・ω・ノ)ノ!
これだけの熱演・力演のあとにアンコールをするチカラがあるとは川瀬&神奈川フィル・名古屋フィル、スペシャルオケのパワフルさに脱帽!!
恐るべしです‼
しかもアンコールは、白鳥の湖からフィナーレ‼
これが130名総動員の大迫力でショスタコも真っ青Σ(゚∀゚ノ)ノキャー
神奈川フィルと名古屋フィルの合同ということもあり、いつもは荒い(これはこれで大好きなんですが)神奈川フィルがうまく調和され、なかなか良い響きを出していたのも、合同演奏会のメリットだったような気もします。
また機会があればこうした合同演奏会して欲しいものです(o^―^o)ニコ
またチケットの料金設定も特別なコンサートだから普通なら高めに設定されがちですが、普通の定期演奏会と同額なのも神奈川フィル運営陣の努力が感じられとても好感もてました。
しかし、神奈川フィルは、魅力的な奏者が多いです‼
個人的にはセカンド・ヴァイオリン・トップの直江さんがいつもニコニコしがなら演奏しているのを見るたびに幸せな気分なります(o^―^o)ニコ
やっぱり神奈川フィル好きだな(。・ω・。)ノ♡
最後にオケが去った後もパラパラと拍手が続き、川瀬さんが再びステージでご挨拶。
拍手喝采!(゚∀゚ノノ"☆(゚∀゚ノノ"☆(゚∀゚ノノ"☆パチパチパチ!!!
2016.6.25(SAT)
14:00
横浜みなとみらいホール
評価:☆☆☆☆☆(敢闘賞)