12月1日の朝、いつもの公園ではこんなドラマが繰り広げられました。

 

 

 

コガモ

「コガモさんたちー、気をつけてくださーい。」

 

 

 

 

 

 

アオサギ

「それにしても、おなかがすきました。

なにか食べるものはないですかね。

あっ、そうだ!」

 

 

 

 

 

 

「ねえ、コガモさんたち、たくさんいますよね。

一羽くらい食べてもいいですか?」

 

 

 

 

ハシビロガモ

「なんだって?」

 

 

 

 

 

「一羽くらいって。

それはいかんだろう。

コガモさんたち、お逃げなさい。」

 

 

 

 

「あー、危なかった。」

 

 

 

 

コガモ:「ねえ、カルガモさん、アオサギさんが変なこというんですよ。」

カルガモ:「それは危なかったですね。でも無事で何より。」

 

 

 

 

カルガモ:「私達が一緒に泳いであげましょう。」

コガモ:「ありがとう、心強いです。」

 

 

 

 

 

「フム、結束が強すぎる。

別の所に行くとする。

バイバイキーン!」

 

 

 

 

「良かったね。」

「良かったよ。」

 

 

 

 

「一時はどうなることかと思いましたが

ハシビロガモさんとカルガモさんの協力のおかげで

なんとかなりました

ホッとしたら、眠気が…」

 

 

 

 

こうしてコガモたちはまたお昼寝をするのでした。

寝ても寝てもまだ眠いコガモさんたちでした。

12月だというのに、まるで10月のように温かい日の出来事でした。

 

 

それでは、12月もごきげんよう!!