8月15日に、漫画家のさくらももこさんがお亡くなりになりました。

子ども時代に経験する「ちっぽけな出来事」に光を当て、ちょっぴり「ほろ苦い出来事」は

笑いに換え、日本中に「大いなる共感」を巻き起こした、偉大な方でした。

ただただ、「さびしい」の一言に尽きます。

 

 

 

 

「たいのおかしら」(集英社)

1993年 7月20日初版

初期エッセイ三部作

他には

「もものかんづめ」・「さるのこしかけ」

があります

 

 

 

 

さくらももこさんは、漫画だけではなく、エッセイ、脚本、そして、作詞など幅広く活動されていました。

作詞では、先日お亡くなりになった「西城秀樹」さんが歌われた、アニメ「ちびまる子ちゃん」のテーマ曲、「走れ正直者」がお馴染みかと思います。

 

 

 

「ちびまる子ちゃん」だけでも、ストーリー、登場人物、それぞれの台詞など、感銘を受けたものは数えるとキリがないくらいです。

号泣したのは、「おかあさんの日の巻」です。

今、思い出しても泣けてくる珠玉の名作です。

 

 

 

 

 

 

何の巻だったかは忘れましたが、こんな共感できる表現もありました。

アイスクリームを食べ残して再び冷凍庫にしまい、そのことを思い出したときに新たな喜びが得られるよう、残していることを必死で忘れようとする…

文章にすると難しいですね。(笑)

「わかるー」

と、おもわず唸った記憶があります。

 

 

 

我が家の三人の子どもたちは、「コジコジ」という漫画が大好きでした。

天使たちが登場する、不思議で可笑しく、どこか哲学的なところもあるストーリー、こちらもおすすめです。

 

 

 

最期に、映画「ちびまる子ちゃん 私の好きな歌」で流れる、

細野晴臣さんの「はらいそ」という曲をご紹介します。

この映画には、幅広いジャンルに渡る名曲が使用されています。

大滝詠一さん、たま、笠置シズ子さんなどの、色褪せない名曲に乗って、感動的なストーリーが展開される名作です。

 

 

 

 

 

 

書いていると、再び感動が湧き上がって来ました。

さくらももこさん、数え切れない笑いと感動をありがとうございました。

同じ時代を生きられて、「幸せ者」です。

今頃は、広い宇宙のどこかで、青い地球をやさしい笑顔で眺めておられるような気がします。

こころよりご冥福をお祈りいたします。