地下鉄博物館へ行ってきた。 | どうもコーチミンです。

どうもコーチミンです。

どうも、コーチミンです(ホーチミンじゃありません)。
人間誰しも、ちょっと道から外れる事にスリルを感じると思います。通常の明るい場所からほんの少し外れるだけで感じるワクワクを一方的に発信できたらな~と思っています。

東京メトロの"地下鉄博物館"に行って来ました。


今まで海外ばかりで、全く目が向かなかった東京にこんなに見所があったのか?と最近驚いております😅。

地下鉄博物館には日本はおろかアジア初の地下鉄の銀座線初代車両1000系が展示されています。


当時枠以外木造メインだった鉄道車両に対し、強度を考えてリベット留めされた鉄板の車両は後の日本陸軍97式戦車に通ずる重厚さを感じます。



車両自体が重要文化財指定された為に車内には入れず、代わりに妙にリアルな人形が配置されて不気味さを演出しています。



行き先表示も「草津ー野上」ってそんな路線があったのか😲?とびっくりしましたが、良くみたら「浅草ー上野」でした🤣
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昭和2年(1927)開業当時から自動改札機の採用や車内の電灯を上向きの間接照明にしたり技術デザイン共時代の最先端を行っていたようです。
半世紀以上生きている自分の子供時代ですら銀座線は既に”古い”路線でした。車両を見ているうちに、今の人に言っても全く通じないであろうエピソードを思い出しました。




「エアコンの無い時代窓全開にされていた為に車内は騒音と悪臭にまみれ、まともな会話が出来なかった」
「パンタグラフでなく、線路脇の3つ目のレールより電気を得ていた為に切替ポイントや駅前後でデッドゾーンが存在し、車内が突然真っ暗になる」
「上記の理由でやたら爆音とスパーク火花が発生しスリル満点」
「デッドゾーンの停電中、申し訳ない程度の非常灯が付く」
等、今となってはどうでも良いエピソードを未来に伝えていかなければと使命を感じる自分です。
いや〜好きな事になるとどうしても長文になってしまいますね😅



2002年の博物館リニューアル後、初代丸ノ内線車両も展示されて赤坂見附駅チックな光景。




サイドの波状ストライプが美しい丸ノ内線の車両は中に入れます。丸ノ内線は新宿三丁目に親戚が居て、池袋に通学し、荻窪駅を利用していた自分にとって最も縁があった路線&車両でした。
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地下鉄博物館、大人でも、否、大人だからこそ楽しめる博物館です。