ちょいと巻戻しして、今年の三月下旬、大学を同時に卒業し、
これから40年ほどは働かなくてはならないと云う、現実の嵐の前の
自由な時間にた2人の子供達とニュージーランドへ行ってきた。
しかも私は初のホームスティ。

Christopher(クリス)との出会いは昨年の四月の京都、清水寺の近くのたこ焼き屋さん。
留学を終え数ヶ月立った頃、英語を忘れそう‼なんて事を息子が口走ったので、
何だとぉ、これはいけない‼と母は思い、清水寺に行く途中に立ち寄った
たこ焼き屋さんの隣で、ハフハフ言いながら熱々のたこ焼きを口いっぱいに
頬張っていた一人旅の外国人に母は思い切って
「Hello!」と声かけた。
この一言がきっかけで半日、車で京都を案内した。
クリスは日本語は全く分からず、初めての日本だったので喜んでくれた。
(ちなみに、クリスは息子にママの英語は僕の日本語並みだね!と言ってたそう!
わおっ、見破られた)

別れしなにFacebookの交換をして子供達がつながっていてくれたお陰で、
翌年の正月に我が家に来てくれた。その乗りで二が月後にお言葉に甘えてNZの
ウェリントンに行くまでに発展。

思えば、スマイルとHelloだけで、かけがえのない友人が出来た。
勿論、私は英語は全く喋れない。

笑顔と挨拶は万国共通で言葉はいらないな!と感じた。

クリスの家庭はとても温かく私達三人を迎えてくれた。
パパは半休取って朝6時に空港に到着した私達を迎えに来てくれた。

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おとぎ話に出て来る様な可愛いおうちヒツジ

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既に嫁いでいる2人の姉の部屋とクリスの部屋の三部屋を私達それぞれに提供。
ベッドの上にはNZの袋に沢山のプレゼントとチョコレートにローマ字で、
いらっしゃい!と書かれてウェルカムプレゼントが置いてあった。
感動MAX

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お土産の和柄のトランプでババ抜きと七並べを教えてあげたら
パパもクリスもはまってしまい、英語でトランプゲーム

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ウェリントンは風が強い街で、至る所に風車があった。
人間の数より羊の方が多いこの地では風力発電だけで十分まかなえる。
原発がなくて羨ましい限り

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リビング。料理上手で明るくて可愛くて優しいマミー

学んだことと云うのは、おもてなしが上手ということ。
それは決してすごいご馳走を出したりとかではなく、お客様に気を遣わせないという事。
マミーは私達がいる間は決してキッチンに立たない。
皆んなで揃っている時間を大切にする。
そして、洗い物は一切しないで、全て食洗機にお任せ。


これを見た息子は「お母さんも見習ったら!食洗機あるのに使わないし、
もっと時間を買ったほうがいいよ」と言われ、はっ!と気付いた。
食洗機が嫌なのは洗剤が合成しかないと思っていたからだ。
そしたら、あるある目良い洗剤が・・・

この日を機に食器洗いから足あしを洗った(笑)
そして、当然ながら自分の時間が増えた。!これ見てなかったら、
台所に立ってるのが美徳みたいな観念から抜け出せなかっただろうな!と思う。

NZに限らず、外国の家庭は多くがそうなんだと思うが、食事の団欒を物凄く大切にする。
朝でも皆んなが揃うまで待ってるし、ゲストをとても大事にする。
日本は孤食が増えてるが、この国にはこんな事、あんまりないんだろうなぁと思った。
本当に多くの事を学ばせてくれた、chris.duigan family、ありがとう!

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Last Supper