高橋大輔選手、おめでとう。めっちゃ嬉しい。
この人って本当にすごいなぁ・・・関心してしまう。
日本人初をすべて更新しちゃってるもんね。
バンクーバーでの失敗、弱さを更に強化してくるあたり。
ジュベールの4回転、2回の挑戦も素晴らしかった。もちろん。
この人の4回転の切れ味の良さは誰よりもうまいと思うけど
でも私、ガッツポーズとか、あからさまに演技途中で入れる
ジュベールやライサチェックには好感が持てません。
4分30秒の中での演技に、邪念が入ってる気がしてならない。
そんな中、「道」というイタリアの曲を本場トリノで意味を理解して
滑りきっていたのは高橋大輔選手で、その次はガーシュインの
「パリのイタリア人」を滑った・・・誰だったかSP5位の人(笑)。
氷上の競技だから、完璧に出来た、うまく跳べた、確信を持てたって
ガッツポーズ取る気持ちもわからなくはないけれど
私にはその人たちが、自分が選んだ曲をどう見せたいのか、演じたいのか
そういうのが伝わってこなくなるんだよな・・・しらけてしまって。
高橋選手がピエロになりきって、楽しんで、「道」の良さを十分に
私たちに伝えてくれているのを見ると、余計、悲しい気持ちになっちゃう。
技の見せ合い、競技の他にも大事なものがあるんじゃないかな?
演技している選手の中で、感動したり心に残る曲って意外に少ない。
知っている曲ならまだしも、知らない曲で印象に残ったり感銘を受けるって
その選手だから成し得たことで、その人が「曲」の良さを全面に出すんだね。
だから浅田真央の「鐘」と高橋大輔の「道」は、私の心に響いたんだと思う。
ま、人それぞれの感性、捉え方ってあるから、これが私の捉え方(笑)
なんにせよ、金メダルどうのこうのってより、楽しそうな道化師を
見ることが出来て観客として嬉しかったなぁ~~
ありがとうございました。
お疲れ様でした、高橋大輔選手。
ぱちぱちぱち・・・
うん、なんか元気になってきた。
明後日の演奏会、誰かの心に残るように演奏しよう。