昨日、実は悔し涙を見た真央ちゃんの会見や、部分×2のシーンは見ながらも
通して全部を見ていなかった女子フィギュアスケート。
22時に帰ってきた旦那さんと一緒に、ちゃんと見た。
キムヨナの演技は圧巻だった。2人で絶賛しまくった!
技術はさることながら、流れがあって、色艶があって
19歳には思えない柔らかでしなやかで女性らしい素晴らしい表現力だった。
終わった瞬間、他のスケーターは一つ一つのエレメントがあって
それをつなぎ合わせてる感じを受けたのに、彼女は4分間のエレメントの
つなぎ目がほとんど感じられない、というのが率直な感想。
この人こそ、バンクーバーの金メダリストに相応しい、それに間違いはない!
続いて、浅田真央。
最初は2人で話しながら見てたんだけど、だんだん口数がなくなって
最後のストレートラインステップの、本当に最後のほう、思わず涙が溢れた。
ふと、隣にいる旦那さんを見ると、全く同じ所で泣いていた。
同時に口にした言葉が「めっちゃエエ曲やん」
この曲を日本中が非難していた、重い、暗い、浅田には向いていない
妖精から大人の女性に代変わっていく雰囲気の曲にすべきだったって
そいつらアホかと思った。
この曲の素晴らしさを分からないヤツらが勝手にぎゃーぎゃー言って
ほら、浅田にはこの曲は難しすぎたとか言ってるヤツら殴りたいと思った。
もちろんキビしい曲だったとは思う、滑るには理解力が必要。
浅田自身が滑りきるには、まだ後数ヶ月欲しかったのも事実。
それくらい難しい選曲をしたのも事実。
でも、この曲の良さを最大限に引き出すステップを踏んだのも事実。
スピード感のないスケーターが滑ったら本当に重苦しいだけの曲。
浅田真央のスピード感あってこそ、引き出されるオーケストレーション。
彼女の感情すべてが足に、手に、全身に伝わるから、私たちにも伝わる。
音楽と浅田の世界観がピッタリはまったんだろうね。
今より更に強くしたたかになった浅田の演技を
この「鐘」で、もう一度みたいねって2人で話した。
私は昔からラフマニノフが好き。 ピアノ協奏曲2番 第一楽章が特に好き。
第一音のピアノから始まり、弦楽器の重厚感が重なり合って
フィナーレに向かっていくピアノとオケの絡み合い部分は泣かずにいられない。
「鐘」の素晴らしさを分からず非難したヤツら、くそくらえ!
それに負けじと頑張った浅田に失礼だ!!!!
浅田真央は、このバンクーバーで3Aを3回も跳ぶ偉業をなしてる。
ジャンプだけでは勝てないことも身にしみて感じている。
だけど、今回の演技、挑戦は浅田真央以外に絶対に誰もマネできない。
これは金メダルを獲ったキムヨナにも出来ない。
これからの浅田真央が必ず強くなること、こんなに楽しみなことってない。
真央ちゃんの涙って、悔しいのはキムヨナに負けたことじゃないもんね。
自分に負けたこと、100%の演技ができなかったことだもんね。
ああぁ・・・最近はちょっと真面目ブログや(笑)