“ ◯◯くん、やめて~”
声を張り上げて叫んでいました。
私が保育士になったばかりの頃
ボール遊びをしていた子どもが、
突然道路の方に向かって
何個ものボールを投げはじめたのです。
余りにも突然のことで
ビックリでしたが、
なにより道路にボールがいってしまったら車に接触してしまう…
“ 危ない!”
私はボールに向かって叫びながら
走りました。
“ 間一髪 ”
道路のすぐ手前でボールを
止めることができました。
“ どうなるかと思った!”
ほっとしたのもつかの間、
投げた子が気になって…
状況を察した他の先生が、
『道路の方に投げないの』
そう言ってる声が聞こえてきました。
でも、言われていた本人は
聞いてるのか聞いてないのか?
周りをキョロキョロしながら
急に走り去っていきました。
『まったく、もぉ~!』
一生懸命伝えていた先生の
文句が聞こえてきました。
あの時の私は、
まだまだ未熟者で
『まったく、もぉ~!』
と言ってた先生と同じことを
思っていたのです。
心の中では
“ ボールを投げた子が悪い ” って。
もちろん、
“ 道路の方にボールを投げてしまうと
危険だよ ”
ということは伝えていかなくては
なりません。
だから
“ 投げたあなたが悪いのよ ”
と“ やった子どものせい ” にはしても
その子が
“ どんな気持ちだったんだろう ”
“ 本当はどうしたかったんだろう ”
などと、気持ちを寄せてみることは
思ってもいませんでした。
まだまだだったなぁ、私…
今でも心がチクッと痛くなる
出来事でした。
その後、結婚して母となり
心通い合うあったかい子育ての学びを
続けていくうちに、
わかってきたことが沢山ありました。
あの時のように、
道路の方にボールを投げてしまった子
には、
危険なことを伝えていきながら
“ 本当はどうしたかったの? ”
と心を寄せていくことも
一緒にしていくと、
子どもはきっと、
“ 自分をわかろうとしてくれてる ”
と思って楽になっていくんじゃないかな⁉️
って。
今では、叱る前に
子どもの気持ちを
受けとめようとするようになりました。
“ やっちゃったなぁ ”
って思ってるかな? とか、
“ 叱られる、こわいよ ”
と思ってるかな? とか。
私が
“ 子どもの気持ちをわかりたい ”
と思ってると、
子どももわかるみたい。
落ちついて、
“ 本当はどうしたかったの? ”
と聞いていくと、
子どもも落ちついてくるのですよね。
そして、聴いてもらえたあとの
子どもって、
聞き分けもよくなったなぁ、
と感じることも多いんですよ。
そんな私でも、
最初は自分の気持ちが抑えきれなくて
何度かやりながらコツをつかんだのです。
大事なのは、
“ 子どもに気持ちを寄せたい ”
と思ってることかも?
もし、子どものよくない行動を見たら
すぐに叱りたい気持ちを一呼吸おいて
まち、
“ 本当はこの子どうしたいんだろう ”
と考えてみる機会を少しずつ増やして
みてくださいね。
そういった
“ 子どもをわかろう ”
という見方をしてみると、
次第に“ 困った ” が減ってくるかも?
と思っています。
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親子関係、紐解きサポーター
赤穂 もこ
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