ルビーちゃんは、繁殖リタイア犬
繁殖屋が70歳のお年寄りにいらないからと渡した子
70のお年寄りには、到底無理な犬種
しかも、ルビーちゃんは大きくて力強い
お年寄りは困った末、某センターに持ち込んだ
確か4月ぐらいだったと思う
センターに収容されてかなりの月日が経っていた
とある方から、山梨県にシェパードの保護犬ばかり飼ってた家族が里親になりたいとの連絡が入り
センターから脱出できるならと
里親希望さんと、クマよぜ母さんと日にちを調整して
朝早くにセンターに迎えに行った
お天気は今ひとつな感じでしたが
さすが晴れ女👍
なんとか大雨にもならずに
途中休憩したり
オピッコしたり
はじめましての私達にも
かなりフレンドリーで
可愛いやないか〜〜〜
なんとか山梨県の里親希望さんのところに到着
電話だけではわからないことがありすぎた
いろんな思いが交錯する
どうしようどうしようどうしよう
このままルビーちゃんを置いて帰ることは簡単なこと
書類に署名捺印してもらえば
それで完了
クマよぜ母さんには、何も言わなくても私の思いが伝わっている。
クマよぜ母さんの目に光る物が
たった数時間一緒にいただけの子
でも、どうしてもルビーちゃんを置いて帰ることは私にはできなかった
某センターに里親希望さんの前で電話した
詳しいことは書けないが
MOKOさんがあかんと思ったら連れて帰ってきてください。この状況でも連れて帰ってこれるのがMOKOさんですよね。
そう、ここでルビーちゃんを置いて帰って一生後悔するなら、
何を言われてもいいからルビーちゃんを連れて帰ろう。
クマよぜ母さんには
とても辛い思いをさせてしまった。
連れて帰るエネルギーは、連れて行くエネルギーの何倍も必要。
山梨県を出る頃にはもう夜になっていた。
クマよぜ母さんが『MOKOさん、連れて帰って正解ですよ』と言ってくれた
気持ちが楽になった
往復900km
クマよぜ母さんがほとんど運転してくれた
帰り道、途中から土砂降り
電話やメール、お見合い等で大丈夫と思っても
実際お家に行ってみないとわからないことはいっぱいある。
だから団体の代表である私は
譲渡に絶対行く。
連れて帰る判断をボランティアさんには絶対させられない。
ルビーちゃんは
とってもいい子
ただ腎臓の数値が少し高いだけ
フード代が月に3万円以上かかるだけ
それでも必ず幸せになれると信じてる
それまでは
MOKOん家で
ゆっくりしたらいいからね
可愛い可愛いルビーちゃん
幸せになろう
卒業が決まったら、きっと泣く
病院の待ち時間でルビーちゃんのこと書けました
ありがとうございました