今回は、熊本旅行編として、白水乃蔵で、熊本を丸ごといただく 蔵定食(肥後牛・馬肉・地鶏)のお昼ごはんの紹介です。
高森駅周辺を散策し、車で少し移動しました。次の目的地の日本名水百選にも選ばれた白川水源にやって来ました。その前に、時間も時間なので、先にお昼ごはんをいただく事にしました。
この辺りは、ここをはじめ水の生まれる里と言われるくらい、数々の水源が湧き出ているところです。名水を使ったお蕎麦などもありましたが、熊本の郷土料理をはじめ熊本の食を丸ごといただこうと思いこのお店にやって来ました。
森の中にある山小屋と言った感じのお店構えです。入口から入ったすぐのところに待合室がありますが、骨董品の数々がところ狭しと飾られていました。
そしてさらに奥の店内へと通路を歩いて行きます。なんともいい雰囲気漂うお店だなとわくわくしながらさらに進みました。
すると驚くべく光景がありました。店内は往年のスターのレコードジャケットが所狭しと飾られています。ここで焼肉?レコードショップかと思わせる雰囲気に圧倒されました。そして店内の音響もレコードプレーヤーから懐かしい曲が流れていて、まさにノスタルジックである圧倒されっぱなしで変なテンションになっていました。
そして席に着いてからメニューを目を通すより、しばらく店内をキョロキョロ見ていました。テーブルも炭火焼き天井を見上げると確かに焼肉屋と言う感じがしました。
そしてメニューを見てこれしかないと注文したのが、人気No.1の蔵定食(2,620円)です。お肉は、熊本産の肥後牛、馬肉、地鶏の炭火焼に、だご汁と、ごはんを+100円で、たかな飯に変更しました。
まさに熊本を代表する郷土料理などを丸ごと熊本をいただける定食となっています。これだけ贅沢な焼肉に、代表する郷土料理両方を楽しむ事ができるのだから注文した段階でかなりの満足感がすでにありました。
もしお肉はと言う火にも、だご汁定食とたかな飯定食とかもあります。しかしそこで疑問が湧いて来ました。各定食には、だご汁、サラダ、豆腐、漬物、小鉢、白米が付いていると書いていますが、だご汁定食に、たかな飯を付けた場合と、たかな飯定食とはどう違いがあるのだろうか?注文する訳にもいかず、聞くのもどうかと思いながら、おそらく名前の付いた方が大きいのだろう勝手に結論を出し納得する事にしました。あと一品料理にやまめの塩焼きと、馬刺しなどもあり、まさに熊本を丸ごとにふさわしいお店です。おまけに特上黒毛和牛定食(4,300円)です。旅行では、思う存分いただくのが醍醐味ですよね。
早速、蔵定食をいただきました。まずはお肉から運ばれて来ました。肥後牛は、赤身にバランスよく霜が入ります。見ただけで、たまらないです。
地鶏は、生でも食べれそうなくらい新鮮さが伝わって来ます。
馬肉は、今回で3回目?にいただきます。熊本=馬肉と言う勝手なイメージがあります。お馬さんをいただくなんて、競馬好きな人に怒られそうです。
そして、たかな飯です。高菜が混ぜ込まれているご飯の上に、錦糸卵と紅生姜、紫蘇の実が添えられ刻み海苔が乗せられています。高菜も程よい味わいに、紅生姜や紫蘇の実のシャリシャリにプツプツした食感がたまらなくおいしくいただきました。
だご汁には、人参、大根、鶏肉、しめじ、団子(だご)が入っています。すっきりとした味わいでおいしくいただきました。
そして、各お肉を少しずつ焼いていただきました。肥後牛は、赤身が主体で、いい具合に霜があるので、しっかりお肉をいただく食感でした。鶏肉は噛み応えがあり、噛めば噛むほど味があり地鶏の醍醐味を感じました。馬肉は少し固めでコリコリした感じでおいしくいただきました。
牛、鶏、馬とそろって提供しているお店で、郷土料理も充実したお店で、丸ごと熊本をいただくにふさわしいく大変満足してお店をあとにしました。ごちそうさまでした。
白水乃蔵
熊本県阿蘇郡南阿蘇村白川445-1
0967-62-2636
11:00~19:00
年中無休