今回は、お昼ごはんでも、晩ごはんでも、スイーツでもなく、とんぼりリバークルーズでの大阪観光編です。
大阪に住んでいながらも、あまりゆっくり大阪観光ってしてませんでした。普通に生活する場所としては、いろいろ大阪を見てきました。大阪城などは観光したりもしましたが、今回は初の大阪ミナミ・道頓堀を川から観光する事にしました。
今年大阪では、川と生きる都市 大阪 水都大阪２００９が中之島公園を中心に大阪市内に流れる川周辺で、８月２２日から１０月１２日の５２日間様々なイベントが各会場で行われます。そんなイベントを前に、なにわコミュニティーツーリズム コンソーシアムが、約２０分間の道頓堀ミニクルーズを体験して来ました。その名も、とんぼりリバークルーズで観光やデートにと大阪ミナミのアトラクションとして登場しました。
とんぼりリバークルーズの乗船場は、楕円形の黄色い観覧車のあるドン・キホーテ道頓堀店１階にあります。残念ながら今は観覧車は休止中で動いていませんが、様子を見る限り今後の再開もなさそうな雰囲気でした。
ドン・キホーテの道頓堀川側の入口横にチケットブースがあってそこで乗船券を購入してからの乗船となります。乗船料金は、大人７００円・子供３００円となっています。運航日程はホームページで詳しくは見て下さい。基本１１時から２１時まで、０分、３０分に出航しています。運航コースは、東は、堺筋に架かる日本橋から西は、湊町リバープレイスがある浮庭橋までの、９つの橋を一周するクルーズとなります。このクルーズには、一人ガイドがついていて、船から見える大阪を案内してくれます。
早速、乗船券を購入してクルーズの出航となりました。満員での出航でゆったりとは座れずに少し窮屈な感じもありますが、個々に席がある訳でもなく、ベンチシートなのでこんな感じでしょう。そんなにストレスを感じるまでではありませんでした。
そしてガイドさんの掛け声で、行ってきますと皆さんで、手を振りましょうと全員がのって手を振ると、見ている人が手を振ってくれました。あと橋の上からや川沿いの遊歩道からも手を振ってくれました。アトラクションとかでよくある光景の様でした。
まずは、東方向の堺筋にある日本橋へと向かいました。橋は、東から、日本橋・相合橋・太左衛門橋・戎橋・道頓堀橋・新戎橋・大黒橋・深里橋・浮庭橋の９つです。まず最初の橋は、太左衛門橋を通りました。この橋の上には、行列のできる大たこのタコ焼き屋があります。
相合橋を通り過ぎ、堺筋がある日本橋で折り返します。この橋から南に下りますと、黒門市場やでんでんタウンがあります。橋の下は暗くて、立つと頭が当たりそうなくらいに低いです。
折り返し、西の浮庭橋に向かいます。途中、乗船場のドン・キホーテ前に来ますと、次に出航する船が出航準備をしていました。また皆に手を振って通過して行きます。
そして次は戎橋です。ここは通称「ひっかけ橋」と呼ばれていて、大阪ミナミのナンパの名所として有名でこの様な通称がついて広まりました。それに阪神タイガース優勝時に、この橋の上から下に流れる道頓堀川に飛び込んだことでも有名な橋です。 今は大規模な整備がされていて、以前とは違い飛び込めなくなっています。この橋の整備と同時に道頓堀の川沿いに新しく遊歩道も造られました。
この橋のすぐのところには、道頓堀のシンボルにもなっているグリコの看板と、かに道楽本店があります。
それにここの道頓堀の通りは、くいだおれの街として大阪を代表する飲食店がたくさんあります。その中でも有名な大阪名物くいだおれが、昨年のちょうどこの日を最後に閉店されました。そして皆さんもご存知のここのシンボルでもあったくいだおれ人形も今は居てません。シンボルが消えると言う事は、少し寂しい気もします。昨年の最終日にくいだおれ人形とお別れした記事がありますので、このくいだおれ人形最終日の記事を見て思い出してみて下さい。
そして更に西に向かいました。大阪のメインストリート御堂筋に架かる道頓堀橋を通過し、今注目のスポットの街がある堀江に架かる深里橋を通過すると、キャナルテラス堀江と湊町リバープレイスが見えてきます。キャナルテラス堀江は、道頓堀川を眺めながらゆったりと食事をいただける飲食施設です。イタリアンに和食など席数も多く、ゆったりとしたスペースもあってなかなかいいスポットとなっています。その中でも注目なのが、キャンプキャンプと言うアウトドアスタイルの飲食店です。ダッチオーブンで旬の新鮮食材を味わえるキャンプ料理を都会の中でいただけます。
湊町リバープレイスは、オープンイベントスペースになんばHatchと言うライブハウスもあります。それにエフエム大阪のスタジオもある施設となっています。
そしていよいよ西の折り返しになります平成２０年に架けられた堀江と湊町を結ぶ浮庭橋に来ました。この湊町リバープレイス前には、落語家と行くなにわ探検クルーズの船着場があります。黄色の船に乗って関西の落語家が大阪の街をおもしろおかしく案内し、９０分のクルーズとなります。そしてここで折り返し、ドン・キホーテ前の船着場へと戻るクルーズとなります。
そして約２０分でありましたが、普段では見ることのできない角度から大阪ミナミ道頓堀を眺望を楽しむ事ができました。また機があれば水都大阪２００９に参加して別の場所をクルーズしてみたいと思いました。
