6年春季講習。塾から帰ったとたん、息子が玄関で泣き出した。もう辛い、と。


思えばその少し前から、勉強の時のイライラがとても強くなる時があって、何度説明しても分からない、でも分からないのは嫌だ、とツボにハマってしまうとそれほど難易度の高くない問題でも1時間〜1時間半くらい費やしてしまうことが増えていた。(もっと思い返せば5年生のカリキュラムになった時から時折あった。)

ただでさえ終わらない膨大な宿題が出る塾で、こんな問題一問にそんな時間をかけてたら、宿題は半分も終わらない。塾や周りの雰囲気から負荷を上げていかなければいけない時なのだと思い込んでいた私は、息子のこだわりの強さにイライラし、キツイ言葉をかけてしまうことがあった。


もともと、感覚的に過度のストレスをかけると強い拒否反応が出る事を感じていたので、4年生頃まではあまり勉強の負荷をかけすぎないよう無意識に気をつけていたと思う。

5年生で成績が伸びない事に危機感を覚えて個別塾を併用してから、とても良い先生に出会えた事もあり順調に成績が伸び始めた。ここが私の1番の後悔点。

やれば伸びる子なんだ、もう大きくなったし強くなって来たんだと。一方頻繁に腹痛や下痢が出るようになっていた事にはストレスでお腹を壊しやすいんだな、思春期でもあるし受験が終わるまでは仕方ないなと流してた矛盾。サインはもう出ていたのに…。


そして来るべくして来た6年春。

算数の問題一問を1時間2時間かけて、何度説明しても納得いかない、ちゃんと理解しなきゃいけないと苦しむ息子に、なんで何度説明しても分からないの?!お母さんももう嫌だ!拘るのはやめて!と怒鳴ってしまった。この頃、先に病んでいたのは私かもしれない。学校の出来事や塾の成績で嫌な事があると泣いてしまう打たれ弱い息子が、頑張った結果泣く事になったら、と言う恐怖に潰されそうだったのだと思う。