今日も一日お疲れさまでした✨

 

 

3月下旬に

91歳になる母が廊下でこけて

大腿骨骨折。

翌週手術となり、

今週の水曜日に

リハビリセンターへ転院が決まりました。

 

数年前から短期記憶が出来なくなり、

ここ2年くらいは

1日何度も電話をかけてきては、

「元気にしてるの?」

「たまには顔を見せにきてちょうだい。」

と同じことを言うようになりました。

 

骨折する数日前には

2時間おきにかけてくる始末。ゲロー

 

見舞いに行ったときには、

「なんで(私は)こんなところにいてるの?」

「こけたって誰が?」

「手術なんかいつしたん?」

 

 

骨折してすぐに医者の説明があるとのことで、

私の弟(長男)も一緒に聞きにいきました。

先生は、

「血糖値が通常の3倍、

血圧が200を超えていて、

すぐに手術ができないので

今、投薬で処置中ですが、

最悪の場合

手術中、もしくは術後

状態が悪化して亡くなる可能性が高いです。」

「最悪の場合、延命処置はどうされますか?」

という質問に

 

私は

「延命はなしで。

心臓マッサージや

呼吸器なんかで

これ以上痛い思いはさせたくない。」

というと

同席していた私の長女は

延命をしないことにショックを受けていました。

 

年齢ごとに考え方が変わっていくことを

知りました。

 

そういえば私も30代のころは

なにがなんでも延命を!

という考え方でしたが

 

50代の今、

寿命を延ばすために

痛く苦しい思いをしながら

長い長い1日1日を

過ごしていくなんて・・・

 

この年まで一生懸命生きてきて

最後になぜつらい苦しい思いをしなきゃならないのか

 

そう思うようになったのです。

 

元夫の母は入院中に

心臓に負担がかかるからと

水分制限をされていました。

ペットボトルのお茶が大好きな方で

病院の冷蔵庫にも必ず5本くらいは

入れていたのですが

すべて回収されてしまって、

与えられる水分の量は

1日でコップ1杯にも満たなかったのです。

 

「こんなに我慢してまで長生きしたくない」

 

介護の仕事をしていた時に

利用者の方がよく言っていた言葉です。

 

長生きできればそれにこしたことはないのですが、

苦しく、つらい思いをしながら

生きていかないといけないほど、

これまでの人生で悪いことをしてきたのか。

もうすっかり成人して、

なんだったら中年の域に達している

子供たちのために生きないとダメなのか。

お願いだから解放してください。

みんなが待ってるあの世に

送り出してほしい。と

 

この年になって

思う事。

 

 

 

 

帰りに母に会っていきましたが、

弟曰く

「あれはもうあかんかな・・・。」

「長くないかもな。」と

 

私の長女も半泣きでしたが、えーん

 

これは復活するぞ。

手術も乗り切って

生きて家に帰ってくる。真顔

 

だって痛いはずなのに

相変わらず文句を言っている。

私の手を握り締める力の強いこと。滝汗

 

父に暴言を吐きまくり、

自分のお世話と家事をすべて父にさせていた母。

 

「私は100歳までいきるんや!」

と小さいころから聞かされていたけれど、

 

本当に100歳までいくような気がしてきた。滝汗

 

帰り際父に

「今の間にゆっくり休んでおいて。

あの状態やと帰ってくるで。」

と言ったら笑っていた。

 

父は「金正日風」な母でも好きらしい。

不思議なもんだ。

マゾなのか?

 

 

そして今週転院。

リハビリセンターでやる気がなく、

拒否が強いと即退院させられるらしい。

 

父母と同居しているもう一人の弟(次男)の嫁と

「やばい。帰ってくるよ。」

「100歳までいくよ。」

と電話で笑いあいましたが、

次男嫁には頭が下がる思いです。

 

でも母がつらくなくて生きて帰ってくるなら

娘としてはうれしい事です。

 

同居している父と次男夫婦には申し訳ないけどね。ウインク