ありすのブログに
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ありがとうございます
安楽死
病気が治癒しない
苦しませるなら
早く楽にしてあげたい
けれど
ほんのわずかな可能性が
あるなら
少しでも長く
一緒にいたい
寿命を全うさせてやれない辛さ
愛しているが故に
苦渋の選択
けれど
愛しているが故に
できる選択
決して望みはしない
けれど
愛しているが故に
そこには
その子への愛が溢れるほどあり
だからこそ
できる選択
この方は
すべてを背負っていく気なんだと
私は
そう思う
安楽死
賛否両論あるだろうけど
以前
安楽死という選択もある…と
告げられた時
獣医の先生はこう言われた
飼い主さんから
安楽死という選択は
提案できない
できるはずはない
専門家の目から見て
これ以上苦しませるなら…と
告げる事
それが
自分の役目のひとつだと
そう思っている
決して
したくはない事ではあるけれど
私は
この子の命を
手の中に預かり
この子の命を閉じた事を
一生背負って行く
獣医として
治療し
治せない事も
その結果である事も
すべてね
そして
安楽死をさせた夜は
眠れない…と
命を救うために
獣医になったのに
因果な事だわ…と
後から聞いたのだけれど
そんな思いを飼い主さんに
話したのは
後にも先にも
私にだけだったと…
獣医は
冷静でないとね
飼い主さんに
自分の思いを
話してはいけないのにね
そんな先生に
動物看護師の道を選んだ娘は
違うと言った
先生の思いを聞くからこそ
飼い主さんは
安楽死を
選択できるんやないですか…
その子の命を
共に預かる人がいる事
共に悲しんでくれる人がいる事
それが
飼い主さんの心を
救うんだと思うと…
そう言った
安楽死
どうか
その選択をする飼い主さんが
苦しまずに
すみますように
そして
ちゅーじくんに
エールを送ります