そうね、
傷つけたかったわけじゃない
傷つくのはお互い様だと強がったりもした
私が離れていっても
あなたは平気?
そう尋ねた私に
あなたは笑って
どんな答えが聞きたい?と言った
また会えると信じてる
その答えでは不満?
そしてあなたは
抱き締めた私の
背中に
う・そ
た・て・ま・え
ほ・ん・ね
と…指で書いた
無言の時間が流れていく
このまま止まればいいのにと
願う時間は
無情にも
私の鼓動よりも早く
私は
ぜ・ん・ぶ
とあなたの背中に
爪で書いた
ふっと笑ったあなたの目には
寂しさなのか
痛みなのか
うっすらと涙が浮かび
私は
あなたの涙が
私への愛であって欲しいと願っていた
嘘でも
建前でも
本音でも
何でも良かった
ただ、あなたが欲しかった
嘘でも
建前でも
本音でも
あなたの答えはひとつしかないと
私は
そう思いたかった
けれど
あなたの唇がかすかに
動いた瞬間
答えを聞くのを怖がる私が
私の中のもう一人の私が
あなたの唇をふさいでいた
これが私の答え…
このお話しは
ノンフィクションです(笑)
夜中に
ちょっと遊ばせていただきました
ふつふつと
沸き上がる何かが
私の中にある事を
感じさせても
いただきました
ありがとう~(^^)
ありす