木の上のものたちは
木の下をよく見ている
少し動いただけで
さっと場所を変えてしまう
たまに、ほんとたまぁ〜にだけど
とてもフレンドリーな木の上のものたちもいる
切り株に降り立ち
皆を楽しませてくれる
楽しませてくれてるわけでもないんだろうけど
こっちが勝手に楽しんでいる
背中の黄色が目に飛び込んできて
見つけた子
まだ若いね
◯◯ガースのTに
見えるんやけど〜(笑)
周りの仲間を探しているのかな
キョロキョロ
私には気づいていない
高いところから
ちゃんと見えてるのかなー
くちばしで
スッと餌(土の中の虫など)をくわえて木の上に戻る
一緒にカメラを向けていた人と
感心する
白い腹の「シロハラ」
赤い腹の「アカハラ」
と言う名の鳥もいること
この年で知る
これから蚊の季節がやってくる
羽虫だけだったのも今だけ
漫画のオーラみたいに
身体全体を蚊に包まれる
蚊取り線香吊るしても
虫除けスプレーを振っても
しばらくしたら餌食に
楽しみとは別の戦いがある
★★★★★★★★★
昨日
自転車で走っていると
駅前で男の子が猛ダッシュ!
それと同時に
ポケットあたりからスマホがポトッ
わぁーーーと思って
出来る限りの声で
「落ちたよーー落ちたよーーー!!」
と叫んだけど
来た電車に飛び乗ろうと必死だったのか声は届かず
わたしは自転車を降りて持ってゆく
俊敏さもない
その時
一瞬のこと
私の後ろから
走りながら男の人が
スッとスマホを拾い
駅の改札口の方へ走って行った
私からは改札口は見えない位置で
しばらく自転車止めて待っていたら
その男の人が現れて
「落としたの気づいて電車乗らなかったわ」と私に伝えてくれた
そして「男の子やね?」と
私に聞いて
わたしは頷いた
駅の改札前で
オロオロしている男の子の姿が目に浮かんだ
帰ってきたランニングの人に
(手になにも持ってなくて明らかにランニングしてた人)
「ありがとうございます!」と
声をかけた
その人はさっきの続きのように
颯爽と走って行った
かっけーーー!!
(この言葉が辞書に載る日が来るのか?一時的な言葉だから載らないのか?それとももうこの言葉は使ってないのか?)