親鸞から学べること。(徒桜PV 解説) | AcoLife のすゝめ

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佐久間 元樹オフィシャルブログです。

こんばんは。

 

前回「徒桜PV公開!」ということでブログを載せました。

まだご覧になっていない方は、是非こちらからアクセスしてみてくださいね!

 

https://www.youtube.com/watch?v=NI4c55WaYfA

 

 

 

さて今回は、この曲を作った経緯について書きたいなと思います。

 

 

まず曲のタイトル「徒桜」ですが、

 

「あだざくら」と読みます。

「とざくら」ではありません(笑)

 

意味は、「散りやすい桜の花。儚いもののたとえ」です。

 

 

 

明日ありと思う心の徒桜

夜半に嵐の吹かぬものかは

 

 

これは親鸞が9歳の時に得度(出家)をする前夜に詠まれた歌で、

 

「明日桜を見ようとしても、夜に嵐が来て、桜は散ってしまうかもしれない。桜の運命と同様、明日のことは私たち人間にはわからないのですから、今得度させてください。」

 

という心情を表したものだそうです。

 

 

9歳でこんな歌を詠めることがまず驚きですが。。。

 

自らの命を桜に例え、明日自分の命があるかどうか分からない、だからこそ今を精一杯大事に生きていきたいという想いから、親鸞の志の強さを感じますね。

 

 

僕自身振り返ってみると、今まで当然のように自分には明日があり、明後日もあり、10年後20年後も当然のようにあるものだと、当たり前のように感じていました。

 

今は忙しいから落ち着いたらやろう、って物事を先延ばしにして、結局何も手をつけられなかったこともたくさんありました。

 

でもこの先自分がどうなるかなんて、誰もわからないわけです。明日も明後日も、10年後も無事に元気に過ごせる保証なんてどこにもないんですよね。

 

だからこそ今を精一杯生きる、これって本当に大事だと思いました。

 

 

今回のPVには、途中に折り鶴のシーンが出てきます。

 

折り鶴には、古くから江戸時代から折られていたと言われており、他者を想い、願いを込めるという日本文化の精神が込められているそうです。

 

 

 

先人たちがずっと守り続けてきた日本、伝統、自然。

自分を産んでくれた母親に対する感謝の気持ち。

そして、、、

 

日本がこれからも平和な国でありますように。

 

どれだけ時間が経っても変わらない想いがそこにある。

 

 

そんな想いを込めて作りました。

このPVを見て少しでも、日本に生まれてきてよかったなって思っていただけたら嬉しいです!

 

 

最後にPVを撮ったcafe bruxaから見た桜がこちら!

 

 

だいぶ散ってしまっていましたが、大きな窓から見える桜はとても綺麗でした。

 

来年も同じ場所で見れるといいですね。