劇場鑑賞



解説
第10回本屋大賞を受賞した百田尚樹のベストセラー小説を、
『永遠の0』の監督&主演コンビ、山崎貴と岡田准一のタッ
グで実写映画化。
明治から昭和にかけて数々の困難を乗り越え石油事業に尽力
した男の生きざまを、戦後の復興、そして世界の市場を牛耳
る石油会社との闘いを軸に描く。
日本人の誇りを胸に、周囲の仲間との絆を重んじた主人公・
国岡鐡造の青年期から老年期までを、主演の岡田が一人でこなす。
共演は吉岡秀隆、鈴木亮平、綾瀬はるか、堤真一ら豪華俳優陣が
そろう。



あらすじ
敗戦後の1945年、東京。石油会社・国岡商店を率いる国岡鐡造
(岡田准一)は、日本人としての誇りを持ち復興に向け突き進も
うと従業員を激励する。
戦後の混乱期にもかかわらず誰も解雇せず、独自の経営哲学と行
動力で事業を広げていく。
やがて欧米の石油メジャーも国岡を警戒し、その強大な包囲網に
より同社の石油輸入ルートは全て封鎖されてしまうが……。



久々に劇場で映画を観た。

「海賊とよばれた男」、原作は百田尚樹。

彼の発言はいろいろと物議を醸し出してきたが、小説はいいね。

実際に今の日本のメジャー石油会社の創業者の物語である。

戦後の苦しい時期に、誰も解雇せず、力を合わせて一代で今の

出光興産を興した出光佐三がモデルと言われている。

その男がリーダーシップを取って、仲間とともに中東から石油を

輸入するルートを開拓した話には、日本人としてのたくましさ、誇り

を感じざるを得ない。

一時期、本業の石油卸売り事業から遠ざかり、ラジオ修理を請け負った

時期もあったが、しっかりとその仕事もこなし、信用を確固たるもの

にした創業者の信念があった。

永遠の0のスタッフが集結した超大作、是非、劇場で観てほしい映画

である。

にほんブログ村に参加しています。
応援のクリックをお願いします。



にほんブログ村