
昭和時代には、視聴率が70%を超えるような番組もあり
国民的番組も多くありました。
だから、誰もが知っている歌であったり、有名人であったり、キャラクターであったりがたくさんありました。
今の時代、配信するものが多様化というもので、番組や歌など共通に通ずるものが減ってきた。
舞台においてパロディーを使ってもお客さんの年齢層がある場合理解させることは難しい。
もちろんパロディーと分からなくても、そのネタ自体が面白ければ何も問題はないのですが
脈絡に関係のないギャグなどは、聞いたこと見たことが無いものは、「???」となることは間違いない。


昭和を生きてきた自分にとっては、突拍子もない笑いはどうも苦手で
ストーリーがしっかりとしていないと笑いには至らない。

出演していた人たちはどなたもカッコ良かったり、可愛かったり。
高井戸君も「可愛い〜!」なんだ。
舞台転換の間をダンスで埋めてというアイディアも良いし
ひとつひとつの仕草も不思議ではあるが可愛かったりもする。
個人に合わせた台詞や演出もしていた。
でも、全般を通してクスクスは笑えるが、終演してもモヤモヤした感じであった。
友達と舞台鑑賞した後で喫茶店でお茶を飲みながらその日の感想で盛り上がったり
小説家の息子に舞台のストーリーなど興奮のままに話したりする。
今回もちょうど夜にご飯を食べに家に来ていたが、どう話して良いのか伝えることも出来なかった。
今生きている世界が虚像である。それなんだろうけど•••
この手のは私には合わないということなんだろうな。