昨日の

大阪読売テレビ朝生ワイド
「す・またん!」

6時代のニュースのコーナーに出演のせり~んです。


写仏ブームが到来!?

今、女性に仏像を書き写す"写仏"が秘かなブームと言うことなんです」


写経…御朱印集め…など

仏女という呼び名まで誕生するなど

数年前から仏教ブームが来ています。

そんな中、新たに注目されているのが

写仏

写仏とは、仏の姿を描き写す"行"のこと。

本来は仏像の姿を書き写す修行のひとつなんですが、

今各所でイベントが行われたり

SNSでも写仏に関する投稿が増えているんです。



紀伊国屋書店京橋店をたずねてみると…


仏像に関するコーナーが設けられているんです。


なかでも人気なのがこちら

現在2冊が発売されており、累計12万部のベストセラーになっているんです。

紀伊国屋書店京橋店の谷口裕美さんによると
「4月から当店では(筆ペン付きの)展開を始めまして、
約5倍ほど売り上げがのびています。
30代~50代の女性の方が多く購入されています」
とのこと。

阿修羅像をスリムで小顔のイケメンと紹介するなど

女性受けする内容となっています。


「ここですね」

と、やって来たのは、実際に写仏を体験できるという

当麻寺中之坊


女性を中心に年間千人以上が写仏を体験しにやって来ます。

この日は仏画家久保田聖美さんを招いての写仏講習会ということで

約50人が参加。

参加者の9割は女性です。



準備が整ったところで、さっそく写仏を開始。


「あっ、震える~」

「一本の線を描くだけでこんなに時間がかかるとは…」

「息が止まる」

写仏を始めることおよそ1時間

「出来た~!」

そしてその写仏は

「じゃん!!」


「ちょっと遠くから見たら、上手に描けているように見えるんちゃいます?」

そして、この写仏をした感想は?



「精神統一出来た感じ。
ここに一本芯が通った感じがします


また、写仏人気はデジタルな世界にも進出


こちらは写仏が出来るアプリ

ダウンロード数は現在1万!



線の上を大まかになぞるだけで、仏像が描けるようになっています。

「描き心地はいいですね、手軽で」



「(写仏が)完成したあとは、色を変える所を触ると  
いろんな色に変えることができるんですよ」




この写仏、体験した女性に聞くと

「日常を忘れて描くっていう所に徐々にはまりつつあります」

「イライラしたことがあっても、仏様の顔を描いたりすると
本当に心がスーっとして落ち着きます」

と"仏女ブーム"がドンドン拡大していっているのと同じように

これからも広がりそうです。