こんばんは、木工職人のよっちんです。
今日から秋の火災予防運動です。
夜回りから帰ってきて、やっぱりこの時間になってしまいます。
お出掛けやお休み前には、火の元の注意をしましょう。
さてさて、襖の貼り替えですが
うちのスタイルは、他の所には惑わされずに
50年以上この仕事の仕方でやっています。
過去に囚われることは、決して無いかと思います。
もっといい方法があれば変える必要もありですね。
20年位経っている襖は、工場に持ってきて貼り替えです。
うちで襖を作るときには、襖枠と紙の貼ってある所がバラバラになるように作ります。
今回の物は、バラバラになりません。
なので、手かけを外し
紙を剥ぎ
サビ止めをして
下張りをします。
上の紙の前に、薄い紙を貼るんです。
すると、ベニヤのアクも出にくくなるし
上張りが綺麗に貼れます。
上張りに糊をつけて
完成です。
後は持って行き、建てつけ調整を見させて頂いています。
建具を作っているだけに悪い所は直し、調節できるのは
とっても喜んで頂いています。
職人としてうれしい瞬間です。