襖紙の変化 | 木が大好き木工職人 星野佳一のブログ

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星野木工所2代目です。地元の富士市の方から信頼される木工所を目指してがんばっています。
日ごろ感じたこと、思ったことなど自由に書いています。

こんにちは


富士市で木工職人をしている、よっちんこと星野佳一です。


本日2回目のブログです。



昨日からの襖貼り替え仕事、建具を納めてきました。


今回の柄はこんな感じ。


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明るい柄を選んで頂きました。

割とシンプルな柄です。



襖紙の好みもここ10年位で変わってきてるんです。


以前は山水(さんすい)と言った

山と水のある自然の景色を好まれていました。



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または、松竹梅だったり


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僕自身は好きなんですが、部屋の雰囲気は重くなります。

だからでしょうか、最近は人気がありません。




よく、木工屋さんは何がいいと思う?


って聞かれます。


だから、建物の雰囲気・部屋の雰囲気・お客さんの感じでお勧めしますが

気に入ったものが一番いいんです。


柄ではなく無地だって人気ありますもん。



どちらにしても10年20年経つと紙は黄ばんでいるので

紙が白くなるだけであかるくなります。


(和室自体が無い・興味がない方つまらなかったかな)