先日、お客様から椅子の座面修理を依頼されました。
デンマーク製のペーパーコード編みのダイニングチェア2脚です。
20年前に購入されたものでした。
木部は使い込まれており、いい味を出していましたが、ガタつきもなくしっかりしていました。しかしペーパーコードが擦切れててしまったので張替えて欲しいというものでした。
ペーパーコードはカナコ編みで以前と同様の編み方をしました。強度も増して真新しくなりました。仕上がり具合はとても気に入っていただき、またしばらくは使えると喜んでいただきました。
愛着のある椅子は単なるモノではなくて、生活の大切な一部になっているのです。 「良いものを長く使う」お手伝いが出来たこと、とてもうれしかったです。
写真① (修理前)
写真② (修理後)
写真③ (2脚そろって)