インドの官僚と接する機会があります。
長谷川慶太郎さんの著書では
インドの官僚制度に肯定的でしたが、
私は全く逆の意見です。
非効率、権威主義、パブリックサーバント意識の欠如のかたまりにしか見えません。
高い法人税や所得税を外国企業から徴収しながら、行政サービスは最悪。
許認可は申請から数ヶ月は当り前です。
ある許認可を得るため、一ヶ月前に提出した書類の進捗をチェックしに役所へ行ったら、まだ机に書類が置いたままのこともザラです。
サインするまで私は帰らず、
三時間担当者の前で粘ったことも。
そういう時は本を持参して長期戦に備えますが、不毛な時間です。
公営企業もこのとおり。
電気の支払いなんですが、
客を炎天下で待たせても平気なんです。
許認可多すぎるのと非効率な書類主義が、賄賂で抜け道をしようという汚職の原因にもなっています。
何でも書類が必要なため役人にこんな国ないぞと言うと、
これがイギリス式なんだと開き直り。
いまは腹立ちしませんが、
中間層以上を形成する官僚から変わっていかないと、
シン首相が目指す外資の力を借りた経済発展は難しいと思います。
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