今回の福島第一原発事故の放射線の影響で、
インド政府はすべての日本食について輸入を禁止する発表をしていました。
しかしきのうになって、
政府内部での調整が不十分だったとして撤回になりました。
それがこちら。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【ニューデリー時事】
インド商工省は８日、
福島第１原発事故による放射能汚染を理由に
同国保健・家族福祉省が５日に「即時実施する」と発表した
日本からの食品の３カ月間の全面輸入禁止について、
「保健省が誤って発表した」と説明、事実上撤回されたことを明らかにした。
ただ、インドに輸入された日本食品への安全性検査は続けるという。
商工省は「保健省にはそもそも権限がなく、
貿易について本来権限のある商工省は一度も禁輸を決めていない」と主張した。
しかし、保健省の発表は５日だが、撤回を決めた担当省庁会議が開かれたのは７日になってから。
政府の対応の遅れが混乱拡大を招いた形だ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
日本政府も市町村単位での指定に切り替える動きなのに、
すべての日本食に対して同じ扱いというのは腑に落ちなかったので、
今回ばかりはインドの「超」縦割り行政もよかったですばい。