【インドで初?】「インターディペンデントな生き方」勝間和代著 読了! | もっこす野郎 3分Hacking!

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アマゾンで注文していた勝間さん最新著作、

「インターディペンデントな生き方実践ガイド」読了しましたビックリマーク

日本から取り寄せてインドで読んだという意味で、
初の日本人ではないかと思います。

2008年に著者の本に出会って以来のカツマーとしては、
インドでもUp to dateしておりますバイ。

自分の中にバランスシートを持ち、
貢献勘定を積み上げていく
という思想が
新しくも説得力がありました!

ここインドでは、
「自分が社会のピラミッド構造の中でどのランクに位置しているか」
ということを意識/無意識の区別なく骨の髄まで国民にしみ込んでいます。

その区分基準は教育、宗教、カーストになります。

それぞれの階層は決して交わることはありません。
憲法ではカーストは無くなりましたが、
教育機会の有無により階層は固定化したままです。

週末の新聞にはカーストごとに分類された
花嫁/花婿募集広告が別刷りで入ってきます。

民族の多様性を掲げながら、実はとても息苦しい閉鎖的な社会で暮らしているのです。

勝間さんがまえがきで触れている、
「お金の心配」「仕事の心配」「対人関係の心配」
「社会から蔑まれていると感じる気持ち」「必要以上の劣等感」
のすべてがここインドには残念ながらあります。

「輪廻転生」の思想を拡大解釈して
階層固定の根拠にしていることをやめない限り、
負の連鎖から抜け出すことは難しいかもしれません。

しかし日本企業がすでに3000社以上インドに来ているのですから、
企業活動を通じて変革できる道があると思います。

入り口は小さくとも
貢献勘定を蓄積していきますバイ!