アマゾンで注文していた勝間さん最新著作、
「インターディペンデントな生き方実践ガイド」読了しました
日本から取り寄せてインドで読んだという意味で、
初の日本人ではないかと思います。
2008年に著者の本に出会って以来のカツマーとしては、
インドでもUp to dateしておりますバイ。
自分の中にバランスシートを持ち、
貢献勘定を積み上げていくという思想が
新しくも説得力がありました!
ここインドでは、
「自分が社会のピラミッド構造の中でどのランクに位置しているか」
ということを意識/無意識の区別なく骨の髄まで国民にしみ込んでいます。
その区分基準は教育、宗教、カーストになります。
それぞれの階層は決して交わることはありません。
憲法ではカーストは無くなりましたが、
教育機会の有無により階層は固定化したままです。
週末の新聞にはカーストごとに分類された
花嫁/花婿募集広告が別刷りで入ってきます。
民族の多様性を掲げながら、実はとても息苦しい閉鎖的な社会で暮らしているのです。
勝間さんがまえがきで触れている、
「お金の心配」「仕事の心配」「対人関係の心配」
「社会から蔑まれていると感じる気持ち」「必要以上の劣等感」
のすべてがここインドには残念ながらあります。
「輪廻転生」の思想を拡大解釈して
階層固定の根拠にしていることをやめない限り、
負の連鎖から抜け出すことは難しいかもしれません。
しかし日本企業がすでに3000社以上インドに来ているのですから、
企業活動を通じて変革できる道があると思います。
入り口は小さくとも
貢献勘定を蓄積していきますバイ!