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喉頭乳頭腫の治療記録

前回は朝一だったが

 今回は午後からの予約だ

朝食はとったが、その後食事や飲み物などはとっていない

 

 

内視鏡による診察を受けたが、

腫瘍がまだ小さいこともあり治療を見送る判断もあった

ようだが、今のうちになんとかしたいと希望をし、

予定通り局所麻酔による治療を受けることになった。

 

治療の流れは一回目と同じで、前処理で

吸引麻酔、口に含む麻酔、両腕の筋肉注射

その後、意識がある中で腫瘍を切除し、

その後レーザーで焼いて行く流れだった。

若干違った点は、機械の何かの調子が悪く今回は

一部鼻からではなく口から挿入して行うとのことだった

 

治療開始後

前回同様反射が強くなることがあり、途中何度か中断しながらも

治療を進めていく

前回3箇所に対して今回は1箇所なので、楽になるかとも

思っていたが、そうは変わらず前回とほぼ同じ感じだったように思う

 

それより、治療途中で一旦治療を中断し

ドクターからあまりにも衝撃的な話があった。

 

その内容は

1箇所目の腫瘍についての処置は問題なく完了したが

更に声帯部分にも新たに乳頭腫が再発しているようだとの事だった

しかも今よりも敏感な部分なので、反射が更に激しくなる可能性が高く、

一応は同様の治療を試みるが、今の状況から予想すると治療自体

を断念する可能性が大きいということだった。どうしますか?

と言う話だった。

 

もちろん治療の続行を申し入れ、トライすることになったが

治療を再開するものの、やはり予想通り反射が激しく、

状態を止めている事が出来ず、そのうち涙目になり

冷や汗も出てきて、それでも何度か実施しようとしたが

やはり途中で無理とのドクターの判断があり、結局

この箇所の治療は中止となった。・・・・・・・・・・・・

 

ショックだった、

あんなに辛い放射線治療を受けて来て

やっとこの病気を克服し完治出来ると思っていた

ほとんどの腫瘍は消滅したことにより不安もなくなり、

自分の中で、

今回の治療は最後の後処置のように思っていた

 

ところが結局なにも変わっていなかったのかもしれない

腫瘍の量は前から比べようにならないほど少なくなったが

またこうして、綺麗に消滅した箇所からまた再発をしている

この病気が最初に発症した時の状態のふりだしに戻った

だけのように思う。

 

またここから以前と同じように再発をし、手術をなんども繰り返し、

最悪また以前のように喉全体が腫瘍で覆い尽くされ呼吸困難に

陥ったことを想像し、もう耐えられないと思った

 

さすがに今回は動揺が隠せなくなり、表情に出てしまって

いることが自分でもわかった

ドクターからはこの先も地道に治療して行くしかないとの

話があったが、その言葉を受け入れることも出来ない

 

地道ってなんだろう・・・・、

 

何をしても治らいない治療をなんども繰り返しがんばって

受けることなのだろうか?

勝ち目のない敵に無謀に挑み、いつか偶然的に勝つ

ことを期待しながら何度も立ち向かって行くことなのだろうか?

 

もしそんな治療だったら、治療の意味さえも疑問に思えてしまう

まずは整理しようと思う、なぜHPVが消滅した箇所から

乳頭腫が再発したのか?今後本当に同じ外科的処置でいいのか?
ドクターに話を聞きながら、納得した上での治療を受けて行こうと思った